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アニメ『グランベルム』2話感想 思春期特有の無力感

『グランベルム』第2話「私がここにいるために」感想です。

前回あらすじ

小日向満月はマギアコナトスによって作られた幻想世界に迷い込んでしまう。そこでは、女の子達がアルマノクスに搭乗して戦っていた。満月は新月エルネスタ深海とアンナ・フーゴの戦いに巻き込まれてしまう。新月フーゴを退け、満月を救出するが、フーゴの弟子であるロサが急襲してくる。逃げる満月だったが、マギアコナトスに近付いた瞬間、光が包む。彼女も魔法少女となりアルマノクスを召喚。ホワイトリリーの圧倒的な力で、ロサを撃破するのだった。

2話あらすじ

満月が目覚めるとそこは新月の部屋だった。実家に戻ると満月が失踪したと大騒動になっていた。満月は何とか言い訳をして家に帰り、昨夜のできごとの詳細を新月に聞く。

新月は魔術師の子孫でもないのにグランベルムに参加することは危険だと言い、魔石を返却するように求める。しかし満月はそれを一旦断った。

翌朝、登校すると新月が転校してきた。満月は学校では人の嫌がることを率先して行い、みんなにお弁当を配る献身的な行動を取っていた。それは彼女自身には何もないことへのささやかな抵抗でもあった。

満月は、グランベルムで戦えるなら何もない自分から脱却できるのではないかと考え、満月に参加の意思を伝える。中庭の花が満月の魔法で咲き乱れ、それを祝福しているかのように思えたが、そこにアンナが現れる。アンナは新月に対し悪魔と吐き捨てるのだった。

グランベルムとは

グランベルムとは何かについて明らかになった。数十年に一度に魔術師の子孫が集まり、グランベルムを開催する。そのグランベルムで勝ち残り、プリンセプスの魔術師になることで魔術師として認められることが参加者の目的らしい。

敗北しても現実世界でいなくなるということは特になさそうだが、プリンセプスの魔術師になる資格を失うので現実の魔術師界での地位は失墜しそう。実際に負けたロサはアンナに屋敷?から追放されていた。

思春期特有の無力感

満月は自分には何もないと思い込んでいる。自分がいなくても何も変わらないとも言い切っているが、実際に彼女がいなくなって妹は泣いて悲しんだし、家族は心配していたのだからそんな気持ちになるのも変だなと思う。

多分クラスメイトと比較して自分には何も取り柄がないと錯覚しているのだろうが、そういうものは思春期特有の無力感であって、それでグランベルムに参加するというのは新月に言われた通り辞めたほうがいい。往々にしてこの時期には、そういうことを客観視できないので変な方向に突っ走ってしまうのだが。

ただ自分には何もないから人に親切にするという気持ちは分かる。私も未だに何も貢献できていないなと思ったら、他人に過剰なほど優しくしてしまう。それは結局自信のなさの表れであって、満月も言ってしまえば自信が持てないのだろう。グランベルムでの勝利は彼女に自信を少し与えたキッカケだったのかもしれない。

しかしながら、新月達がグランベルムに参加する目的も私は特別高尚だとは思わない。彼女達も魔術師の子孫としてとは言うが、あの日常世界において特に地位もない魔術師に固執するのは狭いなと思う。まあ高校生なので仕方がないし、部活なんかは最たるものだが自分にはこれしかないと思い込んでしまうのもありがちなこととは言える。

宇宙よりも遠い場所』でもそうだったが、キャラクターは女子高生らしくなさを描いているようで、若い子らしい女子高生らしさがよく出ているなと思う。『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は少し女子高生にしては幼すぎる気がするのとは対照的で、そういうところも花田大先生たる所以なのかと思った。好きじゃないけど。

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