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アニメ『フルーツバスケット』1話感想 - 少女漫画不朽の名作がリバイバル

春アニメ『フルーツバスケット』1話「行ってきます」感想です。
イントロダクション
高校生の本田透は、唯一の家族だった母親を亡くしてから一人でテント暮らしをしていた。
ところが、テントを張ったその場所は由緒正しい『草摩家』の敷地内だった!
草摩紫呉に家事の腕を買われた透は、学校の王子様的存在の草摩由希、
そして由希を敵視する草摩夾と一緒に住むことに。
しかし、透はまだ知らない。
『草摩家』が何百年も前からある呪いに縛られていることを……。
スタッフ
原作・総監修:高屋 奈月「フルーツバスケット」(白泉社花とゆめCOMICS)/監督 :井端 義秀/シリーズ構成 :岸本 卓/キャラクターデザイン :進藤 優/アニメーション制作 :トムス・エンタテインメント/オープニングテーマ :「Again」 歌:Beverlyビバリー)/エンディングテーマ :「Lucky Ending」 歌:ビッケブランカ
キャスト
本田 透 :石見 舞菜香 /草摩 由希: 島﨑 信長 /草摩 夾 :内田 雄馬 /草摩 紫呉 :中村 悠一/草摩 楽羅 :釘宮 理恵/草摩 紅葉: 潘 めぐみ/草摩 はとり: 興津 和幸 /草摩 潑春: 古川 慎 /草摩 綾女 :櫻井 孝宏/草摩 慊人 :坂本 真綾 /魚谷 ありさ: 種﨑 敦美/花島 咲: 佐藤 聡美/本田 今日子 :沢城 みゆき

あらすじ

母を亡くし、身寄りのない本田透はテント生活を送っていた。彼女は通りがかった家で十二支の置物を見つけ、かつて母親から聞いた十二支になれなかった猫の話を思い出す。その縁で家主の草摩紫呉や同居する紫呉の親戚である王子様との呼び声の眉目秀麗なクラスメイトである草摩由希との仲を深めるのだった。由希と一緒に登校することになった透。登校すると由希の親衛隊から叱責されるが、透の友人であるありさと咲が庇ってくれるのだった。

透は親友の2人にも自分がテント生活を送っていることを打ち明けてはいなかった。母親を亡くした彼女は、おじいさんの家に置いてもらっていたが、結果的にそこから追い出される形になり、誰かに頼ることもできずそうなったのだった。透は下校時、由希と遭遇する。彼は十二支の話をするが、どうやら猫が嫌いなようだった。透は学費や生活費も自ら捻出するため、バイトに明け暮れる。ヘトヘトになって帰ったテントから顔を出すと、そこには草摩紫呉と草摩由希の姿があった。

実は透がテントを張っていた場所は草摩の土地であった。彼女は紫呉の邸宅に招かれるが、体調を崩してしまう。そのとき崖が崩れたことをなぜか察知する紫呉。がけ崩れが起こった場所はテントのすぐ近くであった。土に埋もれたテントの中から母親の遺影を掘り出そうとする透だったが、紫呉に止められる。

透は紫呉の邸宅で眠りにつく。その間に由希は鼠を使役し、彼女のテントを掘り出し、中にあった母親の遺影などを取り出すのだった。目を覚ました透は、紫呉らの勧めでここで彼らと同居することに。自室になる部屋に案内される透だったが、そこに天井を突き破り、オレンジ色の髪の少年が現れるのだった。不意に彼に抱きつく形になってしまう透。すると彼はその姿を猫に変えるのだった。そして透は紫呉と由希にも触れてしまう。すると彼らもその姿を犬と鼠に変えてしまう。

感想

不朽の名作と名高い『フルーツバスケット』が、18年の時を越え、ご多分に漏れずリバイバルされました。どうやら作者たっての希望での新規スタッフ、新キャストでのリメイクということで、他のリバイバル作品とは経緯がちょっと異なるかも知れませんが。2001年に放送されていた大地丙太郎が手がけるアニメは私も見ていた記憶があります。現在に至るまで名曲として語り継がれている『for フルーツバスケット』の印象が非常に強い。今作では主題歌にこそ採用されていませんが、何かしらの形では使われるんじゃないでしょうか。

1話を通して見てみて、かなり丁寧に作られているなと感じられました。絵柄は原作者の絵の印象をあえて払拭するようにされているらしく、以前のアニメ版を知っている人からすると、違和感を覚える面もあるかもしれませんが、新しく入ってくる人にとっては癖がなく見られていいと思います。絵柄以外にも、前作は大地丙太郎という監督のカラーが強く感じられる作品に仕上がっていたような気がしますが、制作スタッフが総入れ替えとなっているので、当然ながらそういう部分は見られません。あの癖の強い演出が噛み合っていた作品ではありましたが、現代ではこのくらいさっぱりしているほうが受け入れられるのではないでしょうか。

そしてなんと言ってもキャスト変更が一番気になる点でしょう。以前のアニメ版では主人公を演じていたのが堀江由衣でした。今作では今年の声優アワードで新人賞を受賞した石見舞菜香が演じています。新人の部類に入る声優ではあると思いますし、未熟だと感じる面ももしかしたらあるかもしれませんが、私は特に気にならなかったです。

少女漫画ではイケメンのキャラクターも非常に重要です。ここの声優は前作とかなり変わっています。というのもヒーローの一角を担う草摩由希というキャラクターの声優を担当していたのが前作では久川綾、つまり女性であったのに対し、今作では島崎信長、男性になっているからです。かなり中性的な容姿を持つというキャラクターであったので、女性声優がマッチングしており、それを男性にするのは印象をガラリと変えるものです。私も前のアニメを見ていたので、以前の声優のイメージが強かったですが、今作のキャストもかなりすんなりと受け入れることが出来ました。むしろかなり合っているなと思えました。島崎信長という人は少女漫画のイケメン役で真価を発揮するような声優なのかもしれない。

もうひとりのヒーローである草摩夾を演じるのは、内田雄馬。彼も今年の声優アワードで主演男優賞に輝いていおり、まさしく今が旬という声優です。以前のキャストは関智一でした。まあここは無難に推移したかなという印象ですね。今の時代で対応する声優を探すとこうなるだろうなということで、個人の好き嫌いを抜きにすれば、異論はないでしょう。

今回のアニメ化では以前のアニメではできなかった結末までを描くということで、話をアニメ版でしか知らない私には楽しみにできるものとなっています。まずは以前のアニメ版でも非常に印象深かった紅葉のエピソードがどうなるか気になります。