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『ケムリクサ』11話感想 - 一気に謎が明らかになるカタルシス、そしてEDの演出の妙

『ケムリクサ』11話感想です。

前回あらすじ
十島へと進む一行。6人の前に赤霧が濃く渦巻く地帯が現れる。その赤霧の中には建造物が浮かんでいて、更に枝のようなものが垂れ下がっていた。翌朝、枝に登ろうとするわかばとりつに、りなちゃんズとりつが別れを告げた。わかばとりんは頂上に到達。最後の決戦の前に、わかばはりんの記憶の葉を開く。りんが見たのは崩壊前の世界と、最初の人?だった。

第11話あらすじ・感想


©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

りんは記憶の葉を開く。見えたのはりりだった。りりは最初の人でワカバとシロと一緒に暮らしていた。ワカバは、ケムリクサで街を転写して、創世する仕事に携わっていた。その途中に湖から転写されたのがりりだった。ケムリクサの世界の下に地球があって、そこの建造物を転写しているという理解でいいのか?シロがわかばを船長と呼んでいたのは、転写するための船を操っていたからか。


©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

りりはケムリクサを操る才能に長けていた。ケムリクサを合体させて新しいケムリクサを生み出すこともできた。りりはワカバが最近ずっと働きづめなところに寂しい気持ちがあって、転写するケムリクサを早く消耗させるケムリクサを自分で作ろうと考える。そして完成したのが、赤いケムリクサだった。


©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

ところが、そのケムリクサは急成長を始める。瞬く間に太い幹となり周囲は赤霧に覆われた。赤霧と太い幹を作ったのはさいしょのひとだった。ワカバは様々な方法を試すが、赤い幹の成長を抑えることができず、りりだけをその場から逃がし、ワカバは身を挺して赤い幹へと突撃した。この後、緑の幹が成長した描写があったが、わかばが出現したのはみどりちゃんからだったから、人身御供のような形になったのかもしれない。またこのときに国境の青い壁が完全に形成されたようだ。青い壁は大人でないと操作できない。


©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

りりはワカバを待っていたが、そこにも赤い木が襲ってくる。リリが逃げるとき、わかばの微かな声「りんさん!りんさん!逃げて!」が聴こえた。これは過去ではなく現在のわかばの声だろう。そして、りりはワカバを助けるために、ケムリクサを合体させて、自身を大人にしようと試みる。そのときに、だいだいさんに言葉を残す。

さいご、念のためにだけど私たちの目的はワカバの所に行くこと、ワカバを助けること。

ここは以前白く塗りつぶされていた箇所。しかしこの時点では白く塗りつぶされていない。この後誰かが白く塗り潰し、

ごめん。ここについては忘れて。すきにいきてもらえるとうれしい。記憶の葉も。

と書き加えたと思われる。ここに書き加えたのは誰かという問題だが、文字を書ける存在が分裂後はりょくしかいないし、りょくは漢字が読めないので違うと思う。やっぱりりりが消したのか?

現在の世界に戻ったりんの目の前には、やられたわかばの姿があった。「りんさん!りんさん!逃げて!」の伏線回収。そしてEDでは、さいしょのひとが分裂して6人になり、りつ、りなちゃんズ、わかばが消滅し、りんがひとりだけになっていた。

まとめ

さて、色々明らかになりました。怒涛の展開で把握するだけでも大変ですが、綺麗なストーリーになっていました。湖の近くに脱ぎ捨ててあった白衣など細かな伏線もここで回収され、最終話に向かって謎が一気に明らかになっていく『けものフレンズ』を彷彿とさせるようなカタルシスが、『ケムリクサ』でさらに強化されたと言ってもいいでしょう。

苦難に追い込まれた原因が実は自分自身にあったというプロットは古今東西たくさんあるのですが、見せ方が上手いなと感じます。アニメ全体で筋がしっかりと通っていてブレないので、エピソードの一つ一つが全体に寄与しているように感じられ、それが物語への没入感を高めているのでしょう。こんなエピソード入れれば盛り上がるやろと安易な気持ちで作っているようなアニメとは違います。そしてまた引きが強烈。30分アニメの特性を余すところなく使って、緻密に組み立てられています。