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アニメ『どろろ』10話感想 - 百鬼丸と多宝丸の邂逅

アニメ『どろろ』第10話「多宝丸の巻」感想です。

前回あらすじ
風邪で熱にうなされるどろろ。朦朧としながら曼珠沙華を目にしたどろろは、父・火袋と母・お自夜とのかつての日々を思い出す。

第10話あらすじ・感想


©手塚プロダクション/ツインエンジン

醍醐景光の領内では2ヶ月も日照りが続き、作物にも影響が出ていた。さらに隣国の朝倉氏が兵を集めているという。天候の異常は、百鬼丸が身体を取り戻しているために生じているものだった。多宝丸は部下の陸奥と兵庫に命令し、醍醐の名を受けている男を捕らえて尋問をする。その男は、醍醐に16年前に消えた赤子と産婆を捜すように命令されていると答えた。

さらに詰問すると男は自害を企ててしまう。多宝丸は醍醐になぜ赤子などを捜すのかと質すが、醍醐は今まで見せたことのない剣幕で怒るのだった。落ち込む多宝丸が黄昏ていると、村で悶着が起きているのを発見する。聞いてみると、村人が化け物に襲われているのだと言うのだった。


©手塚プロダクション/ツインエンジン

多宝丸は化物退治を請け負う。化物は蟹の姿をして、渦潮を巻き起こし、人を飲み込むものだった。多宝丸らはボートを縄で木に括り付け、渦潮に巻き込まれないようにし、ボートを八艘跳びのように渡り、化物を斬る。化物は水中に潜りボートに穴を開け、多宝丸は撤退を余儀なくされた。


©手塚プロダクション/ツインエンジン

陸奥は爆弾を抱えて化物に呑み込まれた後、内部で炸裂させるという人間爆弾作戦を考えるが、多宝丸は許可しなかった。そして多宝丸は小さな湖に水路を建築し、化物を誘き出したのち、湖の水を抜き干上がらせるという作戦を思いつく。


©手塚プロダクション/ツインエンジン

作戦は成功するが、化物は水路を石で破壊し、水が激流となって押し寄せる。兵庫が呑み込まれそうになるが、そこに現れたのは百鬼丸だった。百鬼丸は化物を一閃する。百鬼丸の首には醍醐家の家紋が入った袋が掛かっていた。

多宝丸と百鬼丸との対比が印象的。多宝丸は人間らしく知恵を使って化物を追い詰めていったけれども、百鬼丸はそんなことは関係なく化物を一撃で屠る。多宝丸は、落ち込んだり自信家になったり情緒が豊かで、あくまで人間らしく描かれている。一方で、百鬼丸は身体を取り戻して、徐々に人間らしさを取り戻しているけれども、それまでは悲しむことも喜ぶこともなく感情がなかった。愛や怒りの感情は知っているけれども、まだ人間らしさで言えば乏しいことには変わりない。

そして多宝丸は優しい人間だ。自分を犠牲にしてでも民のために行動して、将来は良い領主になるのは明らかだろう。醍醐も民のために契約したことには変わりなく、もしかしたら、その正義感が多宝丸にも受け継がれているのかもしれない。その多宝丸が百鬼丸と出逢い、百鬼丸が村を富めるか貧しくするかを担っていることを知ったとき、多宝丸は何を選択するのかというのがとても気になる終わり方になっている。