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アニメ・アイドルのブログ

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ラストアイドル『バンドワゴン』はLaLuce専用にすべきなのか?長月翠の炎上に対して思うこと

ラスアイよろしくの2019年3月2日放送回で、賛否両論を巻き起こすような模様が放送された。現在ラストアイドルは清原伸彦監督のもとで団体行動に取り組んでいる。これはラストアイドルの1期生と2期生合わせて52人がマスゲームのような演技に取り組むという企画だ。そこで清原監督が、ラストアイドルのデビュー曲『バンドワゴン』を動きに取り入れたコマ送りダンスと、それに連続して楽曲を流し『バンドワゴン』を52人で歌唱し踊るという振り付けを提案し、練習が進められた。

しかしLaLuceでメンバー5人のうちの1人である長月翠が、『バンドワゴン』は5人の曲だから、みんなに歌って欲しくないと発言し、清原監督はその振り付け全てを撤廃し、ラストアイドル全員に公開で説教を行なった。この『バンドワゴン』の取り扱いについてファンの中では賛否が渦巻いている。

ラストアイドルの経緯をあまり知らない人には、長月翠がなぜそこまで『バンドワゴン』に拘るのかが理解できないのではないかと思うので、彼女の真意を推察するとともに、私の意見を残しておきたいと思う。

長月翠が『バンドワゴン』に拘る理由

番組中で彼女は次のように発言している。

この曲(バンドワゴン)を歌うためにバトルしていたので、みんな結構、複雑な心境がある。戸惑ってるとは思う。この曲がデビュー曲ではあるんですけど、ラストアイドルって最初、私たち全員のことじゃなかった。多分みんな混乱はしてると思う。踊っちゃいけないんです。

清原:長月さんあたりにしてみれば5人でこれを踊るのに他の人に踊られたら困るの?
長月:そうですね。5人でどう思ってるかは話はしたいです。

やっぱり大事な曲だから、これを歌うためにオーディションを受けてきたから(中略)正直言ってやられたくはないです

ラストアイドルは、最初はバトルによって勝敗を決めるという公開オーディション番組だった。勝利した7名が『ラストアイドル』としてデビューして、『バンドワゴン』をファーストシングルとしてリリースできる権利が与えられるという条件だった。長月翠吉田豪の判定によって一度バトルに敗北したものの、勝者の蒲原令奈が辞退したため、敗者復活戦によりラストアイドルに復帰した。ただこの蒲原令奈の辞退は、ファンからのバッシングが酷かったのも原因にあったと言われている。

その後、ラストアイドル運営は敗者でセカンドグループを結成し始める。長月翠シュークリームロケッツというユニットと兼任している。合計5つのセカンドグループができた。そして2nd Seasonでは、その5グループでセカンドシングルの表題曲をかけて様々な有名プロデューサーの師事につきパフォーマンスバトルを行なった。ここでラストアイドルは敗北してしまい、シュークリームロケッツラストアイドルと名乗り、ラストアイドルはLaLuceに改名させられた

その後3rd Seasonでは2期生を募集し、ラストアイドルは2期生の称号になった。つまりLaLuceは、ラストアイドルというユニット名を奪われ、番組も奪われている。さらに映画『がっこうぐらし!』では、負けたはずの間島和奏や清原莉央も出演しているし、オーディションで勝ったはずなのに、とにかく不遇なのがLaLuceなのだ。

したがって『バンドワゴン』は彼女たちの最後の砦である。LaLuceのラストアイドルとしてのアイデンティティーが『バンドワゴン』に全て乗っかっている。これが長月翠が『バンドワゴン』に拘る大きな理由なのだろう。例を出せば、欅坂46がデビューしたときに乃木坂46という名前を与えられ、乃木坂46はLaLuceと改名させられた上に、デビュー曲を欅坂46も歌ってもいいよと認めることに等しい。番組では、思い入れのある曲とくらいしか紹介していないが、それだけでは彼女の真意は伝わらないと思う。

またTwitterでは『バンドワゴン』の曲を他の人が踊ることによってラストアイドルの最たる特徴であるバトルが消えてしまうのではないかと語っている。


清原監督の主張

それに対して清原監督は真っ向から主張が対立している。

勝ったからなんなの?負けたからなんなの?それは勝った人は勝った人なりの努力した証じゃないですか。負けた人と勝った人の差は努力の違いだよ。ただそれだけいいものを持っていながら、もっと大きくなって欲しいのは、私がやってることはみんなやっていいよ。

5人のプライドがある。だからそれをみんなでやられるのは困る。やめましょう。ちょっと気持ち的に私も感情的になっている。ラストアイドルイコールバンドワゴン。やる人が誰であろうがずっと永久に残っていく。しかしその中で、特にできるのはこの人たち。集団というのは自分ができるからあなたがやっちゃいかんというのではなくて、自分はできるけど他の人にもやってもらう。もっとクローズアップされていく。みんなにやってもらうとより一層、自分たちのやってることがクローズアップされて、もっと貴重だというのが集団なんですよ。私はこれを一生懸命努力してやってきた。勝ち取ったんだから人にやられるのは困ります。これは集団じゃない。個人だよ。自分が持ってるものを人がやってもっと自分たちの価値が上がる方がいい。

清原監督はラストアイドルの経緯を知らないから、こういう意見になるのも当然だと思う。長月翠のこともワガママだとしか思っていないのではないか。だけど内容には一理ある。『バンドワゴン』を誰が歌おうが踊ろうが、初代ラストアイドルの曲には間違いない。そして音楽というのは、様々な人に演奏されてカバーされて広まっていくものである。カバーが話題になって原曲がフィーチャーされるし、再評価される。決して間違ったことは言っていない。

『バンドワゴン』はLaLuce専用なのか?

私の意見を書く。ファンからは叩かれるかもしれないが、私は『バンドワゴン』は誰が歌ってもいいと思う。LaLuceメンバーが拘る理由も、ラストアイドルを今まで見てきたから分かるのだけど、それでも専用曲にしてしまうのは残念すぎるし、ラストアイドルの将来を考えても、メリットが少ないと私は思う。

長月翠は他メンバーが歌ったり踊ることを拒否していて、他の無関係なグループが歌うこと自体には否定していないだろうが、この様子を見せられてしまうと他のアーティストも萎縮して『バンドワゴン』を歌うことはしなくなるのではないかと思う。折角いい曲でたくさんの人にも知ってもらいたいし、きっかけにラストアイドルの人気も上昇してほしいのに、それでは勿体なさすぎる。

そしてこの団体行動はバスケットボールのBリーグのハーフタイムやオープニングイベントで披露することが決まっている。ラスアイファン以外もそこに訪れる。ラスアイファン以外にとって、LaLuceの思いは全く関係がなく、単にそのときの団体行動のパフォーマンスの出来で評価される。『バンドワゴン』を使った振り付けをなくして、いわば不完全な形で披露するのは、そういう人たちに不誠実ではないだろうか

また歌って欲しくない踊って欲しくないが許されてしまうと他のメンバーも同じことにはならないか。例えば二期生の『愛しか武器はない』だって彼女らは不遇ではないかもしれないが、彼女らがバトルで勝ち取った曲だから、他の人に歌って欲しくないというのが通ってしまう。たぶん『愛しか武器はない』を他の人に歌って欲しくないと2期生が言ったらボコボコに叩かれるだろう。

一周年ライブで52人で『バンドワゴン』を踊っていたのはなんだったのだろうか。あのときも嫌だなあと思いながらやっていたのだろうか。だけど言ったタイミングとか色々問題はあるかもしれないが、監督に言いたいことを伝えた長月翠は頑張ったなと思う。悶々とした気持ちでやるのが一番辛いだろうから。

まあなんだかんだ言って、このラストアイドル運営の適当さを鑑みるに、来週にはやっぱりみんな納得したんで『バンドワゴン』やりますという展開になりそうな気がしないでもない。