かおすもにゅめんたむ

アニメ・アイドルのブログ

画像クリックでカテゴリーに移動します

f:id:mochirixi:20190322193855p:plain
f:id:mochirixi:20190302190704j:plain f:id:mochirixi:20190302190708j:plain
f:id:mochirixi:20190302190720j:plain f:id:mochirixi:20190302190716j:plain

アニメ『どろろ』8話感想 - どろろの自身を顧みない行動が百鬼丸に届く

アニメ『どろろ』第8話「さるの巻」感想です。

前回あらすじ
蜘蛛の妖怪・絡新婦(じょろうぐも)は百鬼丸から受けた傷を癒やすため、人間に姿を変え弥二郎という青年を利用する。絡新婦を取り逃がしたどろろと百鬼丸は、立ち寄った村で人攫いが出るという噂を聞く。

第8話あらすじ・感想


©手塚プロダクション/ツインエンジン

ある村は残され雲と呼ばれる漆黒の雲に覆われ、灰のような雨が降り注いでいた。その村では若い娘を化け物の嫁として生贄に捧げれば救われるという伝承があり、村の童・さるの姉が、その役に選ばれた。さるは姉を救うために、花嫁行列を弓矢で襲う。その様子を見ていたどろろは化け物退治を請け負うのだった。


©手塚プロダクション/ツインエンジン

どろろ達は見張りを気絶させ姉・お梅を救出する。しかし姉は皆を救うため自分の意思で生贄になったと語るのだった。そんな折、残され雲が空を覆った。雲は鬼神である大百足の一部であり、百鬼丸の視界は赤に染まり鬼神を視認できなくなってしまう。戸惑うだけの百鬼丸の傍で、お梅が連れ去られてしまう。


©手塚プロダクション/ツインエンジン

さるは人間に虐げられて生きてきた。孤独の存在だったさるに優しくしてくれたのはお梅だけだった。どろろとさるは復讐を誓う。翌日、どろろは花嫁衣装を着て大百足をおびき寄せる囮となる。大百足を硫化水素の噴出口へと誘い、火を着けて爆発させる。そのときの風で雲を追い払い、弱点の日光に当て退治しようとしたが、大百足は再び雲を噴出。身に纏わせる。

そこに現れた百鬼丸。矢を放ち当たった音で居場所を確認して視界を補う作戦を取るものの苦戦を強いられる。どろろが大百足の頭に乗り、声で場所を伝えようとするが、石が当たって気絶してしまう。百鬼丸どろろの声が聞こえなくなったことを訝しみ、声を荒げる。どろろは目を覚まし、無事に大百足を退治することができた。

お梅も助かり、百鬼丸にも鼻が戻った。硫化水素の臭いに顔をしかめる百鬼丸だったが、お梅に貰った花の匂いには癒されたようだ。そして百鬼丸どろろを名前で始めて呼ぶのだった。

温泉地を舞台にして、間欠泉や硫化水素というガジェットを巧く使いながら物語を展開させていく手腕には毎回のように脱帽させられる。百鬼丸の鼻が戻ったところまで含めて計算され尽くした構成が美しい。『どろろ』の舞台の北陸地方で、硫化水素が充満している場所っていうと富山の地獄谷が思い浮かぶのだけど、そこが舞台なのだろうか。長野にも間欠泉が有名な地獄谷という温泉地があるが。

これはネタバレになるかもしれないので伏せ字で書くが、<ここから伏せ字>どろろが花嫁衣装を着るシーンは多分どろろが女性だということの伏線<伏せ字ここまで>ではないかと思う。<再び伏せ字>女性だから大百足もどろろを追いかけ回したのではないか<伏せ字ここまで>。

そして『どろろ』に出てくる女性はみんな魅力的。時代が古いので、女性は男性に虐げられる存在ではあるのだけど、芯を持っていて、本当に強い女性像だと思う。こういうとフェミニストに叱られるかもしれないが、守られる存在ではなく守る強さを持って、境遇に不平不満ばかりを言わないで健気に前向きに頑張る女性(男性もだけど)は本当にかっこいい。