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アニメ『どろろ』7話感想 - 人間と絡新婦の恋の行き着く先は…

アニメ『どろろ』第7話「絡新婦の巻」感想です。

前回あらすじ
鬼神から声を取り戻すも、脚を奪われてしまった百鬼丸。荒れ寺に戻り傷を癒やしたのち、再度鬼神に挑みに出る。一方、ミオ達が待つ荒れ寺では…。

第7話あらすじ・感想

百鬼丸どろろが山中を歩いていると、どこからともなく善がる声が聞こえてきた。見上げると絡新婦が巣を張って男を拘束していた。百鬼丸は絡新婦に襲い掛かるが、逃げられてしまう。近くの集落へと向かった2人は、そこで人攫いが頻発しているという話を聞く。

絡新婦は麗しい女性・お萩へと姿を変え、若い男・弥二郎を誑かし集落の中に入り込む。弥二郎は絡新婦をもてなし、自身は採石場へと仕事へ向かった。採石場では崩落事故が発生し、数人の村人が巻き込まれた。ここでは日常茶飯事だという。弥二郎は虫をも殺さぬ男だった。虫の命も一個の命として扱う弥二郎に絡新婦は好感を寄せる。寝静まった夜、絡新婦は弥二郎の生気を奪おうとするが、椀に残った飯に気付き、代わりにそれを喰らう。

翌日、村の高札に昨夜再び人攫いが発生したという触書が掲げられる。弥二郎が明け方一仕事済ませ帰宅すると、絡新婦は更に窶れた姿となっていた。弥二郎は絡新婦を食料もない村から逃がそうとする。深夜、逃げる2人の前にどろろと百鬼丸が姿を見せる。人攫いを退治しろと言うどろろに、弥二郎が立ち塞がる。人攫いの真相は弥二郎が村人を外へ逃していたものだった。

そこに役人が現れ弥二郎を捕らえようとする。絡新婦は役人の生気を吸い、弥二郎と共に逃亡。百鬼丸はそれを追い掛ける。絡新婦は共に村から逃げることを提案し、弥二郎はそれを受け入れる。しかし無情にも役人の放った矢が弥二郎に命中し、絡新婦は激昂し妖へと姿を変える。そこに追いつき攻撃を加える百鬼丸だったが、弥二郎の絡新婦への愛に絡新婦の魂の色が変化していくのを認め、2人を逃すのだった。

いい話で終わってよかった。6話が余りにも無情な結末だっただけに、7話も辛いものになるのかと思ったのだけど、2人が幸せになれるかもしれない可能性が残されていて救われた気持ちになった。どろろは、百鬼丸の耳が聴こえていて良かったなと言っていたが、それもあるだろうけどそれ以上に、ミオと出逢って百鬼丸が愛を知ったというのが、今回の最後の百鬼丸の選択に影響を及ぼしていた気がする

もし百鬼丸が愛という感情を知らなかったら、容赦なく絡新婦を始末していたのではないだろうか。情けをかけるという人間らしい弱さ(同時に強さでもある)が、百鬼丸の中に徐々に芽生えているのが読み取れる。最後の蜘蛛のカットの余韻も良かった。

絡新婦は実際はいろんな話が伝えられているが、その中には人間に恋をするというものもあり、アニメのこのエピソードもそれを題材としたものではないかと思う。絡新婦を倒さないと百鬼丸の体も戻らないのではと思ったが、絡新婦は今まで誰もあやめたことのない妖だと語っていたので、百鬼丸の身体を持っている妖ではないのかもしれない。