かおすもにゅめんたむ

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アニメ『どろろ』4話感想 - ストーリーと演出ともに高水準すぎる

アニメ『どろろ』第4話「妖刀の巻」感想です。

前回あらすじ
医者である寿海は各地を回り、戦で傷ついた人々に義手や義足を与えていた。ある日彼は身体のあちこちが欠けた赤ん坊を川で拾い、造り物の身体を与え育てる。「百鬼丸」と名付けられたその少年は、自らの身体を取り戻す旅に出る。

第4話あらすじ

どろろ達は雨宿りをしていると、ある女行商人・お須志と出くわす。彼女は戦に行った兄の帰りを5年も待ち続けているという。そんなとき背中を斬り付けられた男が現れ、どろろの目の前で倒れる。百鬼丸は森の奥へ駆け出し、そこに多数の斬られた人間を発見する。

いきなり男が斬りかかってくる。その男は妖刀を所持しており正気を失っていた。百鬼丸と戦闘になる。男は百鬼丸を崖上まで追い詰めるが、百鬼丸は義足を囮にすることで逆に男を崖下へと落とす。男に頰を傷付けられ、百鬼丸は感じたことのない痛みを感じていた。

どろろは外れた義足を取りに行くが、そのとき妖刀に触れてしまう。どろろは徐々に妖刀に操られてしまう。妖刀が向かう先は元の持ち主である兄のところだった。百鬼丸は妖刀を追いかけ、どろろに攻撃する。どろろは必死で説得するも百鬼丸の耳には届かない。

斬りかかった男は行商人の兄・田之介だった。お須志は崖下で倒れている兄と再会し、自宅へ連れ帰る。田之介は戦に行く前は心優しい男だったが、戦で介錯人をやらされ、狂っていった。妖刀似蛭はその介錯に使用していた刀だった。田之介はついに殿にも斬りかかってしまう。

田之介は妖刀似蛭を求めていた。しかしお須志が彼を留める。しかし彼は彼女を置いて出て行ってしまう。しかしお須志の作った赤い鶴の横に白い鶴が添えられていた。

百鬼丸どろろから妖刀を引き剥がすことに成功。しかしその妖刀は田之介の手に渡ってしまう。再び戦闘に入る2人にお須志が、兄上を斬らないでと叫ぶ。だが、その叫びも虚しく妖刀もろとも百鬼丸に斬られてしまう。兄に縋るお須志だが、兄の表情には苦しみから解放されたような表情が浮かんでいた。

そして百鬼丸には耳が戻る。彼が初めて聞いたのは激しい雨音と泣き啜る女の声だった。

感想

毎回毎回いい話すぎるんだよ。もう今期1位、いや今年1位でいいんじゃないかと思うようなクオリティー。こういうアニメがいっぱい増えれば、もっともっとアニメが盛り上がるのにと思う。

今回は百鬼丸に耳が戻ったわけなんだけど、これがお須志の兄上を斬らないでと叫んだ直後に戻ってきたというのが何とも皮肉で物悲しい。そして百鬼丸が最初に聞く音が泣き声と雨音というのも辛い。化物を倒して行くことが、単純に百鬼丸の幸せに繋がるわけではないことを物語っているようで、すごく暗示的な演出に感じた。

アニメとしての演出も剣戟の部分はスピード感や迫力がかっこいいが、それ以外の部分は余韻を残すようなゆったりとした速度で緩急がとても効果的。ググッと物語に引き込まれる。全てを台詞で発するわけではなく絵の力を巧みに使って、言葉よりも多くのものを伝えようとしている。映画ならともかくカツカツの深夜アニメではかなり勇気がいることだと思う。Amazonなどの配信があるので、制作費も余裕があるのかなと感じた。

凄惨なシーンが多くてあらすじがうまく書けなかったので、もし観ていない人がいたら観てほしい。続きものではあるが1話完結でもあるので、4話だけ観ても楽しめる。でも4話を観るとこれまでのも観たくなるだろう。