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アニメ『どろろ』3話感想 - 寿海と百鬼丸との出会いと別れに感動した

アニメ『どろろ』第3話「寿海の巻」感想です。

前回あらすじ
どろろと百鬼丸は万代という女性が治める村を訪れる。百鬼丸は何故か突然彼女を前に剣を抜き、村人たちによって土蔵に閉じ込められてしまう。すると土蔵には先客が居て…。

第3話あらすじ

寿海は精巧な義手や義足を制作し、人々を無償の愛で救う医師だった。寿海にはカナメという弟子がいた。彼も寿海に救われた一人で、それから尊敬の念を持って寿海を慕っていた。

カナメは道端で、泣いている男児を見つける。義手を付けるために寿海の元へ連れて行く。しかしカナメはその男児の保護者から寿海が過去に斯波殿(指摘を頂いて訂正しました)に仕えていたことを知る。カナメの父は、その戦に巻き込まれ、戦死していた。寿海はその罪滅ぼしで、人々を救っていた。カナメは遣る瀬無さから、寿海に飛び掛かるが、男児のことを思いその手を離すのだった。

男児が治ると、カナメは寿海の元を去った。絶望に打ちひしがれた寿海だったが、偶然、船で流されてきた百鬼丸を発見する。凄惨だったが、生への執念を感じるその姿に感動し、百鬼丸を育てることを決意する。

1年後には、醍醐景光に跡取りの多宝丸が生まれた。6年後、百鬼丸は大きくなり寿海に百鬼丸の名前を与えられる。しかし物の怪に襲われるようになり、寿海は百鬼丸に剣術を教え込む。百鬼丸はめきめきと力をつけるが、自身が痛みを感じないため、生物を殺めることを躊躇しない人間へとなってしまった。そのことを寿海は、自分が行なったことは正しかったのかと自問する。

そうした折、とある妖怪を倒した直後に百鬼丸の足が復活した。寿海は百鬼丸に仕込み刀を授け、自分の身体を取り戻す旅へと送り出す。寿海は何もしてやれなかった自分を悔やんでいたが、百鬼丸にその愛情は伝わっていた。

感想

今回から感想はみりぃが書きます。クオリティーが高すぎる。まず単純にストーリーが面白い。この作品が1967年に発表された漫画が原作とはとても思えません。手塚治虫の偉大さにまずは感動します。しかしこの『どろろ』は当時はあまり人気がなかったし、手塚治虫自身も途中で納得できなかったらしく原作も完全に完結とはなっていません。かなり陰鬱な描写が多く暗いイメージだったのが原因と言われていますが、現代だとむしろこういうアニメの方が人気になることが多いので、手塚治虫は50年早すぎたのでしょう。

百鬼丸が寿海の顔を撫でるシーンはめちゃくちゃ感動しました。こういう描写に弱い。寿海が思っていたように育てられなかったとしても、その愛情は伝わっていて、百鬼丸の中に永遠に残り続けます。寿海も自身の罪の意識から幾分か解放された瞬間だったのではないでしょうか。

そしてアニメとしても、過去の回想は白黒という白黒テレビ時代の旧作の『どろろ』を彷彿とさせるかのような演出。色が少ないことで逆にストーリーに没入できるような感じがします。全然関係ないですが、前期『色づく世界の明日から』というアニメでも色づくまでずっと白黒で描いたら面白いのでは、と素人ながら思っていましたが、これを見ると技法としてはありなのかもしれません。