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アニメ『revisions リヴィジョンズ』1話感想 - リヴァイアスを彷彿とさせる谷口悟朗の新作

冬アニメ『revisions リヴィジョンズ』1話「渋谷時空災害」感想です。

イントロダクション

谷口悟朗 × 深見真 × 近岡直 × 白組
個性際立つクリエイター陣がおくる、青春ジュブナイル“災害”パニック群像劇アンサンブル──
7年前のあの日、彼女は言った。俺たちにいつか大変な危機が訪れる。みんなを守れるのは俺だけだと。誰も予言を信じていないけど、俺は毎日トレーニングして、常に大事な仲間を守ってる。そんな俺を認めてくれるように、俺と4人の仲間に一通のメールが届いた。そう。予言のときが、ついに、きたんだ……!監督は、第36回星雲賞(アニメ部門)受賞作『プラネテス』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』などで世界のアニメファンを魅了し続ける谷口悟朗。シリーズ構成・脚本はキャラクターの日常と闇を魅力的に浮かび上がらせる『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの深見真。キャラクターデザイン原案は、柔らかい質感で精緻に人物を描き出す『Wake Up, Girls!』の近岡直。アニメーション制作は『永遠の0』『ALWAYS 三丁目の夕日』など心揺さぶる数々の映像作品を生み出した白組が担当。

スタッフ

原作:S・F・S/監督:谷口 悟朗/CG監督:平川 孝充/シリーズ構成:深見 真/橋本 太知/キャラクターデザイン原案:近岡 直/メカデザイン:新井 陽平/CGキャラクターデザイン:白井 順/BGコンセプトアーティスト:白田 真人/MattePaintディレクター:大西 穣/美術・設定:坂本 竜/色彩設計:長尾 朱美/撮影監督:高橋 和彦/編集:齋藤 朱里/音響監督:明田川 仁/音楽:菊地 梓/企画:スロウカーブ/アニメーション制作:白組/制作:リヴィジョンズ製作委員会

キャスト

堂嶋大介:内山昂輝/ミロ:小松未可子/張・剴ガイ・シュタイナー:島﨑信長/張・露ルウ・シュタイナー:高橋李依/手真輪愛鈴:石見舞菜香/浅野慶作:斉藤壮馬/チハル・イスルギ:日笠陽子/ムキュー・イスルギ:田村ゆかり/堂嶋幹夫:櫻井孝宏/矢沢悠美子:遠藤綾/黒岩亮平:てらそままさき/牟田誠一郎:飛田展男/泉海香苗:寺崎裕香/ニコラス・サトウ:大塚芳忠

あらすじ

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堂嶋大介は幼い頃の経験からみんなを守ることが使命であると考え、訓練を続けていた。しかしそれは周囲の人間から見れば、ただのイタイ行為であり、幼い頃とある事件を経験したかつての仲間たちですら彼を疎ましく思う様になっていた。

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かつてあった事件。それは7年前に大介が誘拐され、ミロと名乗る謎の女性にに救われたという内容だった。その日から大介はミロから聞かされた話を信じ、きたるべき日に備えていたのだった。

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そんなある日、彼ら5人に同じ文面のメールが届く。それは渋谷で起こる大災害を予言した内容だった。それを見た大介は同居する叔父にも危機が迫っていることをそれとなく伝える。学校に登校した大介。同じ文面を受け取ったかつての仲間たちはメールを送ったのが大介であると勘違いし、こんなことをするなんてと彼を叱責する。その時、予言されていた大災害と思われる出来事が渋谷を襲う。

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事態を飲み込めないままに、大介と愛鈴は屋上へ出て状況を確認しようとするが、そこに異形の怪物が襲いかかるのだった。学友たちは次々と怪物の手にかかり、命を落としていく中、このときのために準備をしてきたはずだったのにと無力感に苛まれる大介。

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そこにまた助けに現れたのは、かつてと変わらぬ姿のミロだった。彼女は大介たちが出会ったミロではないようだったが、彼らのことは知っているようだった。そしてミロは戦う力を求める大介に、リヴィジョンズと呼ばれる敵と戦うため、ストリングパペットいう名のロボットを与えるのだった。

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感想

文句なく今期ナンバーワン谷口悟朗は、最も高い確率で面白いと感じる作品を送り出してくれる監督であると、私は信じています。やはり今作も期待に違わぬ出来で、谷口悟朗という人の名を私の中での話ではありますが、高めてくれました。

全編CG制作の作品です。ややキャラクターが浮いているような気がしましたが、徐々にその感覚も薄れましたし、CGのモデル自体はかなりレベルが高い。主人公たちの過去が描かれるシーンのみ手描きのアニメで制作されていました。これはCGモデルを制作しても、使い回しが利かないためでしょう。

今作はタイトルからして、かつて谷口悟朗が手がけた『無限のリヴァイアス』を彷彿とさせます。実際内容もそれに近いと感じる面が多かったです。まず主人公のデザインが、『無限のリヴァイアス』の主人公である相葉昴治っぽい。しかし性格はまるで共感性が感じられず、ぱっと見の印象とは違ってかなり喧嘩っ早いし、使命感に燃えているというなかなかに珍しいキャラクターでした。この先、彼の鼻っ柱が圧し折られるような展開が目に浮かぶ。

漂流教室のような設定にも感じますが、展開としても事故から航宙艦に閉じ込められ、否応無しに集団生活を送らされるリヴァイアスに近いのではないでしょうか。渋谷全体が未来に飛ばされたという設定ですので、もっと規模は大きいかもしれませんが。リヴァイアスの場合、大人がいない空間というのが特徴でしたが、今作では大人もいるのが大きく異なる点でしょう。1話の後半で生徒を見捨てる行動をしてしまった養護教諭の矢沢悠美子が、どうなっていくのか早速気になりますね。

また他のキャラクターと大介がぶつかりあうシーンも多く、彼らの相克も見どころになりそうです。1話の時点でそれぞれのキャラクターの立ち位置や性格が、説明的ではないにも関わらず、非常にわかりやすいのはさすがと言わざるを得ない。

そしてリヴァイアスと異なる点として、今作はパニックホラーとしての描写が強く感じられました。謎の怪物に襲われ、学友たちが惨たらしい最期を迎えていくシーンは、以前の作品にはなかったものです。タイトルでもあるリヴィジョンズと呼ばれた怪物のデザインが漂流教室のそれのオマージュっぽい。

ロボットアニメとしての側面もある作品のようで、1話の最後ではストリングパペットというロボットが登場しました。ストリングパペットという名前が、リヴァイアスに登場したヴァイタルガーダーを思い起こさせるのは気の所為でしょうか。

導入としては最高レベルであり、先の展開がどうにも気になってしょうがない。しかしこの作品は毎週放送を待つ必要はありません。この後、ネトフリにて全話の配信が開始されるようで、私も迷わず加入を決意しました。