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アニメ『どろろ』1話感想 - 手塚治虫の怪作がリバイバル

秋アニメ『どろろ』1話「醍醐の巻」感想です。

イントロダクション

時は戦国。
醍醐の国の主である景光は、
ある寺のお堂で十二体の鬼神像に領土の繁栄を願い出た。
それと引き換えに生まれた景光の世継ぎは身体のあちこちが欠けており、
忌み子としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。
時は流れ、鬼神は景光との約定を果たし、国には平安が訪れた。
そんなある日〝どろろ〟という幼い盗賊は、ある男に出会う。

それは、鬼か人か

両腕に刀を仕込む全身作り物の男〝百鬼丸〟は、
その見えない瞳で襲い来る化け物を見据えていた

スタッフ

原作:手塚治虫/監督:古橋一浩/シリーズ構成:小林靖子/キャラクター原案:浅田弘幸/キャラクターデザイン:岩瀧智/美術監督:藤野真里/色彩設計:三笠修/撮影監督:大山佳久/編集:武宮むつみ/音楽:池頼広/音響監督:小泉紀介/音響効果:倉橋静男/アニメーション制作:MAPPA/手塚プロダクション/製作:ツインエンジン

キャスト

百鬼丸:鈴木拡樹/どろろ鈴木梨央/琵琶丸:佐々木睦/醍醐景光内田直哉/多宝丸:千葉翔也/寿海:大塚明夫/縫の方:中村千絵/ナレーション:麦人

あらすじ

醍醐の国の主である景光は、領地の繁栄のため、鬼神たちと取引を行う。やがて生まれてきた景光の子どもは生まれてくると同時にその身体の大部分を奪われてしまう。その子は忌み子として川に流されるのだった。

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16年後、こそ泥のどろろは男たちに捕まり、仕打ちを受けているところに異形の怪物が現れる。それと戦う男が一人。

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その男は身体の大部分が作り物であった。手に仕込まれた刀を使い、異形の怪物を川に落とし倒す。怪物を倒すと、男の身体にはなかったはずの皮膚が戻る。

感想

最近は過去の名作がリバイバルされ、再びアニメになることが増えています。しかしながら、今作は昨今のリバイバルブームでリメイクされている作品群とはまったく違う時代の作品であるどろろ』が再アニメ化されたものになります。

どろろ』は1967年から週刊少年サンデーで連載が開始されました。言わずとしれた漫画の神様である手塚治虫が手がけた漫画です。水木しげるの起こした妖怪ムーブメントに対抗して描かれたとも言われている作品ですので、戦国の世を舞台に妖怪の類が多く登場します。

連載がされた時代でも陰鬱な雰囲気がなかなか受け入れられなかったそうですが、作品が多様化している今の時代にはマッチするかもしれません。四肢どころか、あらゆる部位を欠損してしまっているという設定の主人公は、攻め過ぎなほどに攻めている設定です。妖怪を倒すたびに自分の身体を取り戻していく物語。五感の殆どを失っていますので、1話ではまったくしゃべらないのも特徴的でした。

主人公である百鬼丸を演じるのは2.5次元俳優として有名な鈴木拡樹。個人的には『仮面ライダーディケイド』における仮面ライダーブレイドのイメージが強いです。『どろろ』は舞台化も発表されており、察しの通り舞台でも鈴木拡樹が演じます。もうひとりの主人公であるどろろを演じるのは、子役として有名な鈴木梨央。1話では百鬼丸は喋りませんでしたが、どろろを演じる鈴木梨央はさすがだなと思える演技でした。テンプレートな声優的な演技ではないのも個人的には印象がよかった。子役は芸能界での成功ができなかった場合、声優になるというコースを辿ることも非常に多いです。

1話は主人公である百鬼丸がなぜその身体の大部分を失うことになったのかが描かれ、その後、物語の主な舞台である16年後に時代が移り、百鬼丸の活躍とどろろとの出会いが描かれるという流れでした。導入としてはほぼ完璧なレベルではないでしょうか。自分を捨てた家族が、今は幸せそうに暮らしている描写との対比もなされ、これから百鬼丸と彼らの運命が交わるのだろうなという期待感が膨らみました