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アニメ『ブギーポップは笑わない』1話・2話感想 - ライトノベル史に残る作品の2度目のアニメ化

2019冬アニメ『ブギーポップは笑わない』1話と2話の感想です。

イントロダクション
ぼくは自動的なんだよ。名を不気味な泡(ブギーポップ)という――。エンタテインメントノベルでNo.1シェアを誇るレーベル・電撃文庫に多大な影響を与えた、今なお色褪せることのない名作として、絶大な支持を集める人気タイトル「ブギーポップは笑わない」シリーズが、刊行から20年の節目となる年に待望のTVアニメ化決定!TVアニメを手掛けるのは、2015年に放送され、大ヒットを記録したTVアニメ「ワンパンマン」で、世界中のアニメユーザーを唸らせた監督・夏目真悟。そして同作のシリーズ構成と脚本を務めた鈴木智尋に、圧倒的なクオリティを実現させた日本屈指のアニメーションスタジオ・マッドハウスが集結し、世界に危機が迫ったとき、自動的に浮かび上がるヒーロー、ブギーポップを中心に繰り広げられるアクションファンタジーを見事に描き切る!

スタッフ
原作:上遠野浩平(電撃文庫 刊) / 原作イラスト:緒方剛志 / 監督:夏目真悟 / シリーズ構成・脚本:鈴木智尋 / キャラクターデザイン:澤田英彦 / 副監督:八田洋介 / 総作画監督筱雅律、土屋圭 / 美術監督池田繁美、丸山由紀子 / 色彩設計:橋本賢 / 3DCG監督:廣住茂徳 / 撮影監督:伏原あかね / 編集:木村佳史子 / 音響監督:はたしょう二 / 音楽:牛尾憲輔 / 音楽制作:KADOKAWA / アニメーション制作:マッドハウス / 製作:ブギーポップは笑わない製作委員会
キャスト
ブギーポップ/宮下藤花:悠木碧 / 霧間凪大西沙織 / 末真和子:近藤玲奈 / 竹田啓司:小林千晃 / 新刻敬:下地紫野 / 紙木城直子:諏訪彩花 / 早乙女正美:榎木淳弥 / 田中志郎:市川蒼 / 百合原美奈子:竹達彩奈 / エコーズ:宮田幸季 / 谷口正樹:八代拓 / 織機綺:市ノ瀬加那 / 飛鳥井仁:細谷佳正 / 安能慎二郎:長谷川芳明 / 衣川琴絵:阿澄佳奈 / スプーキーE:上田燿司 / 水乃星透子:花澤香菜

第1話あらすじ


©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークスブギーポップは笑わない製作委員会

竹田啓司は彼女の宮下藤花と渋谷で待ち合わせていた。しかし藤花は姿を見せず、立ち去ろうとしたそのとき、ふらつく少年(エコーズ)が現れる。茫然とする啓司の前に藤花の姿をしたブギーポップが現れる。ブギーポップはエコーズに声を掛ける。

翌日、学校の屋上で啓司はブギーポップと再会する。ブギーポップはこの学校に巣食う魔物を退治するために藤花の姿を借りて現れたという。魔物は全人類の危機にもなり得る存在らしい。

学校には生徒の失踪事件が頻発していた。そんな折、啓司の友人の紙木城直子が行方不明になるという情報がもたらされる。啓司はブギーポップにそのことを聞こうと屋上へ上がると、ブギーポップはいつものコスチュームを着ないで藤花の姿のまま佇んでいた。そして危機は去った嫁げ、忽然と姿を消す。

一方で、犯罪心理学に興味を持つ末真和子は、木下京子から相談を受けていた。京子の友人の草津秋子はみんなにカプセルを配っていて、その薬物を使っていた人物が失踪をしていると告げる。自分も恐怖を感じ、霧間凪を疑っていた。帰り道京子は凪に襲われるが、その行為は逆に京子を救うための行動だった。

第2話あらすじ

早乙女正美は、学校でマンティコアに襲われる。マンティコアは人間を調査するためにやってきた宇宙人であるエコーズから作った合成人間だった。マンティコアは百合原美奈子の身体を借りて学校内に潜んでいた。正美は彼女のブレーンとして協力する。

正美は、好意を持たれていた秋子を昏睡させ、マンティコアのスレイブとした。彼女はこれによってカプセルを友人に配ることになった。そのカプセルを配られた人はマンティコアによりスレイブにさせられるはずが、上手くいかずマンティコアは全て殺害した。

直子は夜の公園でエコーズと出逢う。エコーズは人間の言葉が話せないが、不思議な力で意思疎通しエコーズが地球外生命体であることと、彼の目的を知る。直子は凪に彼を匿うように頼み、凪はそのためにわざと停学になった。

一方で凪は、失踪事件に正美が関係しているのではと訝しんでいた。自分に迫っていることを焦るマンティコアは凪を始末しようと企むが、正美に止められる。そんなとき、直子がマンティコアの捕食の様子を偶然目撃してしまい、殺害されるのだった。

感想

ブギーポップは笑わない』は1998年に電撃文庫で発売されたライトノベルで、私も中高生のときに読みました。正直言えば、面白いなと全然思わなかったし、内容も15年ほど経った今はまったく覚えていません。『ブギーポップ』を読んだのは発売から数年経った頃だったので2004年くらいのことでしょうか。当時、電撃文庫で好きだったのは『キノの旅』『イリヤの空、UFOの夏』『撲殺天使ドクロちゃん』でした。懐かしい。

しかしブギーポップ』の歴史的意義は分かります。初期のライトノベルの方向性を決定づけた作品でもあり、セカイ系SFライトノベルの走りでもあります。私が好きな西尾維新の『クビキリサイクル』『クビシメロマンチスト』も『ブギーポップ』に大きな影響力を受けて書かれた小説であることは理解しています。

しかしながら今このアニメをやる意義というのは、個人的にはあまり見出せないリバイバルブームとは言え、このような作品の類は今は氾濫しているし、多分最近の中高生には古くさい印象しか抱かないのではないかと思います。雰囲気も暗いし。ライトノベルを現役で読んだ人は、この面白さが分からんとか最近の若いもんは…と色々言う人もいるかと思いますが、気にしなくていいと思います。

なにより1話と2話を観た方にはわかると思いますが、一見してストーリーが分かりにくいです。キャラクターも似たような絵で混同しやすいし、時系列もバラバラだし、登場人物それぞれの視点で描かれて、それを合わせてようやく全景が見えてくるような構成はアニメとも上手くマッチしていないような気がします。オリジナルアニメでもないので考察できるというものでもないですし。

2話までを一気にやったのは1話までだと本気で意味がわからないで脱落する人が多いからだと思います。もう少し観ればこういうことだったのかと、このアニメの面白味が伝わるんでしょうが、今の視聴者はそんなに気長ではありません。好きな人はめちゃくちゃ好きになる作品だと思いますが、合う人にはとことん合わないと思います。多分1話2話でこれつまんなさそうって思った方は切った方がいいかと。逆にちょっとでも引っかかるものがあった人は最後まで観るといいと思います。

アニメは見るの面倒だけど、ストーリーは知りたいという人は小説を読むのもいいかもしれません。多分小説の方が当時の雰囲気なども感じられるし、ん?と思ったところはすぐ読み返せるのでオススメです。アフィがついているので注意してください。

まあ何はともあれ、ライトノベルの挿絵の人との著作権上のゴタゴタがあって放送中止になるかと思いましたが、ちゃんと放送に漕ぎつけて良かったとは思います。