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アニメ『色づく世界の明日から』13話(最終回)感想 - 瞳美の未来は虹色に輝く

2018秋アニメ『色づく世界の明日から』第13話「色づく世界の明日から」感想です。

前回あらすじ
瞳美が元の時間に戻る、新月の夜まであと2日。突然訪れた別れの時に向けて、不安と寂しさが入り混じる中、文化祭が幕を開ける。魔法写真美術部による“マジカルアートイリュージョン”が評判を呼ぶ一方で、あさぎは自分の写真を楽しんでくれる人の姿に喜び、唯翔は誰かのために絵を描く楽しさを知る。そして訪れた文化祭2日目。最後の時を惜しむように、一緒に校内を回る瞳美と唯翔だったが…。

第13話あらすじ


© 色づく世界の明日から製作委員会

瞳美を未来に帰すための時間魔法を詠唱する琥珀。時間魔法の発動にはまだ時間があり、魔法写真美術部のメンバーは思い思いの言葉を順番に瞳美にかける。

唯翔「おれは…瞳美に会って…未来でも幸せにいてほしい。忘れない瞳美のこと。


© 色づく世界の明日から製作委員会

唯翔の短い挨拶に琥珀は最後だから全部言うべきだと告げるが、唯翔は未来に向かう瞳美を引き止めてはいけないとこれでいいと背中を向ける。瞳美がみんなに感謝の言葉を述べている最中、魔法が暴走。琥珀も制御不能となるが、唯翔が瞳美に手を差し伸ばす。2人はマリオカート64ヨッシーバレーのような亜空間へと吹っ飛ばされる。


© 色づく世界の明日から製作委員会

唯翔は殻に閉じこもっていた瞳美と絵を諦めようとしていた自分が同じだったということに気付く。そして亜空間で瞳美の姿を認め駆け寄る。辿り着いたのは子供の瞳美がお姫様と女王様の絵を描いていたモノクロの部屋だった。

瞳美「一緒にいるだけで幸せだった。ありがとう。唯翔くんが私のこれからに魔法をかけてくれた。
唯翔「おれもだよ。おれも瞳美からたくさんの大切なものをもらったから。


© 色づく世界の明日から製作委員会

瞳美の世界が再び色づき始める。

唯翔「好きだよ、瞳美。
瞳美「私も…大好き。唯翔くんの髪の色、肌の色、瞳の色、心の色。わたし…忘れない…

瞳美は未来に帰っていった。しかしそれは琥珀の時間魔法ではなく、瞳美の無意識の魔法が解けるのが時間跳躍のリミットだった。琥珀のメールには未来の琥珀から無事に帰宅したとメールが届いた。未来に戻った瞳美は琥珀と抱き合う。そして瞳美は失踪した母親を捜しに行きたいと告げるのだった。


© 色づく世界の明日から製作委員会

瞳美は魔法写真美術部のメンバーが残してくれたタイムカプセルを見る。そして琥珀が差し出したのは、子供の頃に唯一色が見えた絵本。そしてその作者は唯翔だった。絵本の中身は写真美術部のメンバーを動物に例えたストーリーになっていた。

瞳美は色づいた世界で幸せになっていく。

感想

いい最終回だった。瞳美と唯翔の恋愛も最後まで消化したし、絵本に色が付いていた理由も判明、未来の琥珀の使った時間魔法の出所もテクニカルだったし、琥珀の旦那が古書店の店主というのも納得です。最後の墓参りの相手が誰かというのは不明ですが、最初見たときは育児放棄した母親かなと思ってたんですが、唯翔と言う可能性もありますね。もし唯翔たちが生きているとすれば、未来に戻った瞳美と再会することも可能でしょうから、それを潰すためのお墓参りというのも考えられないこともないです。

まあ最終回だけ見ればいいんですが、全体を見るとやっぱり未来の琥珀が過去に瞳美を送る必要性があまりわからない。琥珀が瞳美の境遇を前もって知っているのであれば、最初からそうならないように瞳美に手を尽くすべきだったのでは、とずっと思う。ただ過去に瞳美を送ること自体が歴史上の決定事項となっていれば、いくら手を尽くしても過去に送らざるを得なくなる可能性があるのですが。

こういう細かいところがよく分からなくなって、キャラクターの設定にまで響いてくるので、安易にタイムリープはやらない方がいいと思うんだよなあ。タイムリープがないと達成できなかったことがあまりなくて、魔法がある世界であれば描けた話だと思うので、なんでわざわざ複雑なことに挑戦したのかなという印象。タイムリープを使うんだったら年老いた唯翔との再会とかがあってもいいんじゃないかと思いました。唯翔が別の女性と結婚していて複雑な思いを抱いたり、60年経っても愛し合って瞳美が唯翔の面倒をみたり、タイムリープを使わないと実現できない愛の形を見せて欲しかったです。

また、ちょっと13話で描くには内容を詰め込みすぎていたのかもしれません。時間跳躍もそうですが、恋愛や友情、青春に未来への希望もあまりに盛りだくさんで一つ一つのエピソードが薄く感じました。ちょっと仲違いしたかと思ったら、すぐに仲直りしたり、失恋しても吹っ切れるのが早かったり。設定は魔法にタイムリープと凝っているのに、やっていることがこのアニメならでは、というものが少なくオーソドックスな少年少女群像劇という感じで、少し残念。背景描写と同じで綺麗にまとまってはいるのですが、私は絵が汚くても尖りまくったアニメが好きです。