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【リリスパ】アニメ『RELEASE THE SPYCE』12話(最終回)感想 - 師匠から弟子へ ツキカゲの魂は続く

2018秋アニメ『RELEASE THE SPYCE』第12話「ツキカゲは永遠に」感想です。サブタイトルの元ネタは『007 ダイヤモンドは永遠に』ですかね。

前回あらすじ
スパイスを解き放て――。

第12話あらすじ


©SORASAKI.F

ゲッカコウ型散布装置から人々を完全に洗脳する薬剤を散布するモウリョウ。モモたちは装置を停止させようとするが、大量の機械人形に阻まれ制御室に入ることができない。散布が進み花火大会の客がどんどん倒れていってしまう。


©SORASAKI.F

そんなときカトリーナと白虎が援軍に駆けつける。メイはモウリョウのパーティー会場の観客に毒を盛る。メイが飲まされたゼリーは初芽によって解毒されていた。ゲッカコウ装置もメイにより停止される。メイと初芽とカトリーナは二重スパイだった。


©SORASAKI.F

しかし文鳥の女は装置を再起動。モモが装置の停止に向かい文鳥の女と交戦する。雪が負わせた右肘の傷を狙い文鳥の女を撃破。装置を停止させる。


©SORASAKI.F

全てが終わったあと生き延びたテレジアを迎え、初芽はカレーをご馳走する。メイも楓の元に戻ってきた。雪はツキカゲを抜けるとモモに告げ、記憶消去の引き金をモモに引いて欲しいと頼む。モモはもう一人前なのだから師匠離れ、そして自分自身も弟子離れしないといけないという考えのことだった。モモは涙を流し引き金を引く。


©SORASAKI.F

9ヶ月後、モモは弟子を取り師匠としてツキカゲを支えていく。

感想

メイは二重スパイというのは予想通りでしたね。実際裏切りサイコパス野郎(野郎じゃないけど)のままで話を終えるのは色々リスキーだったのでしょう。邪神ちゃんとカトリーナが生きていたのも予想通り。そしてテレジアも生きていました。言ってしまえば予定調和的で無難な締め方ですが、終盤までずっとこのテイストでやってきて、いきなり最後で鬱エンド展開にされても視聴者が一番困るので、これで良かったのでしょう。とりあえず楓ちゃんの照れる姿とか嫉妬する姿が可愛かったので文句はありません

モモが右肘を攻撃して文鳥の女を倒すシーンも良かったです。雪が付けた傷を狙って攻撃するということに、師匠と弟子の2人で立ち向かうこと、そして師匠から弟子にその魂が引き継がれていくことを表現しています。『リリスパ』のテーマを最も体現しているシーンではないでしょうか。

注文があるとすれば、ドルテですら改心しているのに文鳥の女だけ主要女性キャラクターで死亡扱い(まあ生きてそうだが)になっているところです。まあ文鳥の女は完全な悪役として描かれているのですが、どうせなら初芽やモモに命は救われるという展開にしても良かったのではないでしょうか。初芽の目標は全ての人と友達になるですから、いくら極悪非道で雪の師匠を殺した張本人だとしても、文鳥の女とも友達になる努力はするべきだったと思っています。私は文鳥の女自身も実はそんなに悪いやつじゃなかったエンドですら良かったと思っています。都合良すぎる展開ですが、リリスパは都合良すぎる展開になるように創り上げられた物語だと思っているので、最後までやりきって欲しかったです。

まとめ

最初はタカヒロ脚本のスパイ物ということでシリアス展開を期待しました。しかしいつになってもシリアスにならず、内通者もいつまで経っても明かされず、これ大丈夫か?と思っていました。ただ最初からシリアス展開なんかないアニメなんだと思って見れば、ストーリーはそんなに悪くなかったかもしれません。『師匠から弟子に受け継がれる魂』というテーマは十分に表現できていたと思います。

まあただシリアスに振るのかゆるふわに振るのかっていうところが中途半端だったかもしれません。ずっとゆるふわだったら、それこそスパイ活動部みたいな学園ものでいいし、がっつりシリアスだったら1人2人の退場はあっても良かったと思います。やっぱりせっかくなもり絵ですし、なもりのキャラが泥水すするようなそんなギャップを私は望んでいましたが、それはそれで人気が出ないので仕方ないのかもしれません。

ちなみに『リリスパ』制作陣はそっくりそのまま『ゆるゆりOVAの制作に回るそうで、クラウドファンディングで資金募集をするようです。『リリスパ』はその練習だったんかという気がしないでもないんですが、そっちも楽しみにしたいところ。多分内通者はアッカリーンだな。しかしもう『ゆるゆり』から10年か…