かおすもにゅめんたむ

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アニメ『RErideD 刻越えのデリダ 』9話感想・考察 - デリダはシュタインズゲートを越えるか?

2018秋アニメ『RErideD 刻越えのデリダ』第9話「強い絆」感想です。

前回あらすじ
グラハムに搭載された新機能のおかげでシュミットの追撃を逃れたデリダたちは、マージュがヴァンフォート博物館で会っていた人物・カシエルに接触するため、ガーボンドの街へと向かう。その街にカシエルが潜伏しているらしい。ところが、ハイウェイを走るグラハムが、不意に崖崩れに見舞われる。またもや襲撃かとデリダたちが身を固くしていると、無線通信が入り、「ハイウェイを外れろ」という機械音声が響いて……。

第9話あらすじ


©RErideD partners

デリダの過去改変により、現在の世界は戦争が激化し、デリダも犯罪者として追われる身となっていた。グラハムの機転で何とか追っ手からは逃れたものの、ヴィドーの怪我が悪化してしまう。しばしの休息を取る4人だが、マユカが落ち込んだ表情を浮かべていた。


©RErideD partners

彼女はヴィドーが無茶をしたりしばらく仕事で会えなくなることにずっと寂しさを感じていた。でもマユカには本があった。いつか将来は作家になりたいという夢を持っていた。そんなマユカを励ますように蛍が瞬く。デリダはなぜヴィドーはマユカを安全な場所に避難させずずっと連れているのか不思議に思っていた。ヴィドーは警部時代、妻を通り魔殺人で亡くしその犯人に復讐をしていた。その犯人の子供がマユカだったのだ。


©RErideD partners

休息もつかの間、DZの群れが襲ってくる。ヴィドーとデリダで応戦するも、ヴィドーがグラハムから引きずり落とされてしまう。マユカはヴィドーを助けに行って欲しいとグラハムにお願いし、DZの群れに突撃。デリダが銃を乱射して漸くDZを壊滅させる。翌朝、川辺で身体を洗うヴィドーにマユカが昨夜捕まえた蛍を見せる。しかしヴィドーは逃してやろうと言うのだった。そんなとき殲滅爆撃が始まってしまう。

感想

日光の下で光っている蛍だったり、DZが無双シリーズを彷彿とされる棒立ちだったり、グラハムの秘策が体当たりだったり、相変わらず主軸以外のエピソードはガバガバなんですが、メインのストーリーはなんだか良い話だったりするのがデリダなのです。

マユカはヴィドーの妻を殺した犯人の娘ということが明らかになりました。まあそうだよな…あんな強面のガタイのいいおっさんから、あんな可愛らしい素直な娘ができるわけないんだ。マユカの父親は犯罪者になってしまうので、マユカにとってもヴィドーといた方がひょっとしたら良かったかもしれません。でもマユカにしたら父親が犯罪者でも実の父に会いたいと思うかもしれませんし、ヴィドーもどっちにしろ犯罪者なので可哀想です。

ヴィドー「けど、離してやろう。ずっとお前といるわけにはいかないだろう?」

その良心の呵責というか二律背反的な感情が、この一言に表れています。蛍を逃すシーンの台詞ですが、これはヴィドーがずっとマユカとはいられないということを含んでいます。マユカが大人になったら自分のしたことを全てマユカに打ち明けて、自分はマユカの元を去ろうとヴィドーは考えているのでは、と私は想像しました(こういう点でも蛍の光は消えていた方がよかったと私は思うのですが)。


次はタイムライドに関する設定です。

デリダ「待て、俺の記憶は…この記憶は確かなものなのか?タイムライドの影響で記憶の欠損が起こっているとしたら、俺自身失ってる感覚はない…だが記憶の欠損が起こっていないと誰が立証できる?」

自分の記憶も改変されている可能性があることにまで言及するとは思いませんでした。処理が難しいのでスルーするだろうなと思っていたのですが。過去のやり直しで現在が書き換わる物語で大きな問題となる部分です。『シュタインズゲート』の場合はリーディングシュタイナーという世界線を移動しても記憶を維持出来る能力を作っていましたが、これは苦肉の策のようなもので、真っ向から勝負しているものではありません(シュタゲを批判しているわけではないので悪しからず。シュタゲはストーリーの部分が面白いので。)。

デリダ』はどう処理するのか注目です。ただしデリダの記憶は(原理上は)書き換わらないことが既にわかっていて、デリダは書き換わる前の記憶と書き換わった後の記憶両方持っています。(原理上は)と書いたのはその部分の記憶が書き換わってないことは、視聴者は分かりますが、デリダ自身には分からないということです。実際は体験していないのに、そういう記憶を持つように書き換わっただけという可能性があるからです。

ただ言ってしまえば、デリダの記憶が書き換わったとしてもマージュが助かってりゃ別になんでもいいんで、もしマージュが存在しない世界に書き換わったとしても、マージュのこと忘れるだけだからデリダは罪悪感に苛まれることもなく終わるんですけどね。ただ視聴者はスッキリしないですが。