かおすもにゅめんたむ

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アニメ『ダブルデッカー ダグ&キリル』8話感想 - LGBTとルッキズムにダブデカが出した答え

2018秋アニメ『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』8話「踊る!学園捜査線!」サブタイトルの元ネタはみなさんご存知の「踊る大捜査線」です。

前回あらすじ
自分の過去を語りたがらないダグ。他の捜査員たちも、SEVEN-O配属前の彼のことはほとんど知らないという。そんなダグが、とある男の捜査に異常なまでの執着を見せる。

第8話あらすじ


©SUNRISE/DD PARTNERS

プリームス学園で4人もの女性が襲われるという被害が発生していた。被害者は、学園でクイーンとキングを決定するティーネイジャーにはあまりに重要なダンスパーティーのクイーン候補者ばかりが狙われていた。被害者の一人の爪からアンセム反応があったために、SEVEN-Oは学園に潜入捜査をすることに。


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薬物の危険性を伝える講師として参加することになったユリとマックス、ダグとキリル。そんなとき、外見偏重のダンスパーティー反対を唱えるハンナが乱入してくる。マックスとキリルは生徒に聞き込みを開始しようとすると、そこにクイーン候補のエルと準クイーン候補のカミラがやってくる。彼女らは、ダンスパーティーを阻止しようとしているハンナが襲撃事件の犯人ではないかと推理していた。聞き込みを続けると学内でもハンナが犯人だと噂されていた。


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すると教室から悲鳴が聞こえた。急行するとそこにはカミラが倒れており、クリスもその場に居合わせていた。逃げるクリスだったがダグとユリに確保され取調べを受けるも犯行を否定。


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カミラは軽症でダンスパーティー当日に学園に姿を見せる。実は一連の犯行は彼女が準クイーンになるために仕組んだもので、今回の騒ぎは自傷してクリスに罪を負わせたものだった。そのことをエルに告白すると、彼女はクリスと踊れないと意味がないといい、カミラを拒絶し、ブスと言い放つ。するとカミラはアンセムを使用しオーバドーズ状態となり女王蜂と化す。エルを人質にしてパーティ会場に向かうがそれをマックスが追いかける。


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マックスは昔は心優しいお淑やかな少女で、過去に仲のいいコナーとダンスパーティーに参加する予定だった。しかしコナーは自分がトランスジェンダーであることを告白し、マックスはそれを受け入れ自身が男性となることを決断し、髪を切った。しかしながらパーティ会場には入場拒否されショックのあまりコナーは薬物に溺れてしまった。


©SUNRISE/DD PARTNERS

その体験から、マックスはカミラを説得。カミラは停止し自身の行為を悔い、エルもカミラの思いに気付けなかったことを後悔するのだった。

その後キリルはマックスのためにダンスパーティーを開く。

キリル「ダンスパーティーも悪くないだろ?
マックス「ええ、また好きなものが増えた

感想

今回はLGBTルッキズムというアニメではあまりテーマになりにくいような問題にかなり踏み込んだ話でした。ルッキズムは「外見偏重」を反対するハンナのシーン、そして美しくなるために薬物までに手を出すカミラのシーンなどです。私は常々ミスコンとかもバカらしいなと思っていて、あんなもんに熱狂する人の気持ちがよくわからんのですが、日本ではテレビでも毎日のようにブスブサイク弄りがあることもあり、外見偏重が強く問題は根深いと思っています。実際ミスコン反対なんか唱えたら、ハンナのように袋叩きでしょう。

LGBT問題はマックスとコナーの過去の回想シーンが特徴的です。同性愛者(つまりLとG)はアニメにかなり多いのですがトランスジェンダーは少ないです。過去は風当たりが強かったですが最近はポリコレが浸透して受け入れられるようになってきました。ダブデカではキリルの姉もトランスジェンダーっぽいですし、ロボットまでいますからめちゃくちゃ多様性のあるアニメだなあと感じます。登場人物も白人ばかりでないし。まあただ最近黒人やアジア人のみのハリウッド映画が多様性があるとかと持て囃されていますが、それ逆に多様性ないだろとポリコレの行き過ぎには辟易しているのも事実ですが。

カミラが犯人というのは分かりやすかったです。ただ分かりやすいというのは推理できるということですから、間違っているわけではありません。意外な犯人を出すために変なとこから引っ張り出すのではなく、同じ部屋にいた自分が犯人となるのは論理的です。キャラクターの掘り下げ方も上手く、エピソード回が終わるとそのキャラに愛着が湧きます。そしてキリルいいやつ。使い古された月並みな表現ですが、SEVEN-Oの潤滑油になってますね。

ただ一つ不安なのはこれあと4話で終わるのか?1クールだと思うのですが、もしかして分割2クールなのかなあ。