かおすもにゅめんたむ

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アニメ『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』19話感想 - ゴルツィネの精神的束縛がアッシュを蝕む

2018秋アニメ『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』19話「氷の宮殿 Ice Palace」感想です。サブタイトルはフィッツジェラルドの小説です。

前回あらすじ
キッパードの元から帰ってきたアッシュに英二は甲斐甲斐しく世話を焼いていた。マックスと外出したアッシュはホルストック死亡のニュースを目にして、キッパードとホルストックは誰かに殺されたのではないかと推測する。それはアッシュにとって認めたくない人物だった。

第19話あらすじ



© 吉田秋生小学館/Project BANANA FISH

ゴルツィネの元に戻らされたアッシュ。英二はアッシュが帰ってこないことを月龍が関係しているのではないかと考えシンの元へ向かう。英二はシンに連れられて月龍に対面するが、月龍に英二の命を助けるためにアッシュが犠牲になったのだと告げられる。英二を挑発する月龍だが、それに乗ることはなく毅然として月龍に言い返す。シンもゴルツィネと手を組んだ月龍のやり方には賛同できず、その場を去った。

アッシュはゴルツィネの右腕として、バナナフィッシュプロジェクトに対し辣腕を振るっていた。米軍を見殺しにするような作戦を自分の口から話さなければならない自分にアッシュは強く良心の呵責に苛まれ正気でいれらなくなっていく。ゴルツィネは肉体的にではなく精神的にアッシュを隷属させていたのだ。そしてアッシュは拒食症になってしまう。

ゴルツィネ「お前は鋭い爪を持つ性悪の孔雀だ。羽を毟るのが楽しみでならん。」


© 吉田秋生小学館/Project BANANA FISH

英二はシンたちとゴルツィネのパーティーに潜入する計画を立てる。月龍はブランカスペツナズ特殊工作員だという過去を調べあげブランカを揺さぶる。シンが月龍の元にパーティーの日時を聞き出そうと訪れると、潜入したコックに月龍が撃たれていた。月龍の怪我は大したことがなかったが、ブランカは無駄な殺生はしないことを条件に月龍と契約を結ぶ。そしてシンはブランカの口からパーティー20日に開催されることを知る。

ゴルツィネはアッシュを養子にしようとしていた。そして様々な思惑が絡まった20日を迎える…

感想

シンはブランカの口からパーティーの日時を聞き出したんですが、ブランカがシンの計画を察知してわざと言ったように感じます。アッシュの精神的に追い込まれている様子を見て、前の師匠として居た堪れなくなり、アッシュに逃げて欲しいと思っているのは穿ち過ぎでしょうか。拒食症は日本では1980年代から問題視されていたので、原作制作時の時代背景が垣間見えます。しかし今回は舞台が現代になっているので、聡明で知識豊富なはずのゴルツィネが摂食障害を知らないというのは少し違和感がありました

また現実とリンクしたような世界観がアニメのBANANA FISHの魅力の一つでもあると思うのですが、今回国名がタリア(多分シリア)やカフガニスタン(アフガニスタン)と似せた国名を使ってたのが気になりました。その割にはロシアはロシアだったり基準がよくわからんのですが、ネガティブな話だったので、実際の固有名詞を出せなかったんでしょうか?タリバンがマリバンになってたのは流石に少し笑ってしまいましたが。

月龍がブランカの女性とのイチャイチャを邪魔するシーンは、アッシュに似てるなあと思いました。似てるんだけど、英二もシンもアッシュを慕うが、月龍は全く慕わず人望が薄い(まあ自業自得ではあるのですが…)からこそアッシュと自分を比較してより劣等感を感じているのでしょうか。一般人の英二の殺害をブランカに依頼するところに月龍の苛立ちが垣間見えます。