かおすもにゅめんたむ

独自な視点でアニメ・声優・ゲーム・アイドルなどを考察するブログ

画像クリックでカテゴリーに移動します

f:id:mochirixi:20181004170142j:plain f:id:mochirixi:20180920170704j:plain f:id:mochirixi:20180920170713j:plain f:id:mochirixi:20180920170646j:plain

アニメ『あかねさす少女』5話感想 - 自分の正義を見つけたみあはヒーローとなる

2018秋アニメ『あかねさす少女』5話「ヒーローの条件」感想です。

前回あらすじ
「悪党には金塊より鉛玉がお似合いだぜ……」。テレビの前でそう呟いて、前髪を少し跳ねる少女。それはラヂ研メンバーの一員、みあだった。誰にも言ったことのない彼女の密かな憧れは、西部劇の主人公のような「正義の味方」。そんな彼女とラヂ研メンバーが次に訪れた異世界は、まさにその憧れに近しい世界だった。優は酒場の給仕、奈々とクロエはお尋ね者、明日架は賞金稼ぎという役割のなか、みあの立場は正義の体現者、保安官。次々と状況と人間関係が移り変わるさなかで、みあは自身がやるべきことを見出そうとする……。

第5話あらすじ


©Akanesasu Anime Project

別の世界からやってきたなんだか艶めかしいユウにその気にさせられ、また身寄りのない子供たちを憐れみ、1324.5の奈々2とクロエ2に頼まれた銀行強盗を明日架は安請け合いしてしまう。ユウが幌付きバイクを調達して銀行強盗に向かう。


©Akanesasu Anime Project

みあは保安官として迫間保安官のもと仕事に邁進していた。みあは子供の頃からヒーローに憧れていたが、見た目から「かわいいものが好き」だと思われそのジレンマに悩んでいた。そんなとき「ヒーローにならない?」とラヂ研に迎え入れてくれたのが明日架だった。


©Akanesasu Anime Project

そんなみあの元に銀行強盗の通報が入る。容疑者を取り押さえるために迫間保安官は現場に向かうが、みあには待機しろと命令する。しかし正義感から、みあも犯人探しに向かう。銀行強盗は明日架たちの仕業だった。お尋ね者の奈々2とクロエ2を勘違いが解けた明日架2が追いかけ、元の世界の奈々とクロエは油を道に撒き、明日架を捕らえるのに協力する。ユウはいつの間にか逃走していた。


©Akanesasu Anime Project

明日架2は明日架と同じ顔だということに驚き、一悶着していると、そこにみあがやってくる。遅れて迫間保安官もやってきて、明日架奈々クロエ優明日架2奈々2クロエ2をまとめて強盗容疑で捕らえてしまう。


©Akanesasu Anime Project

そして裁判で明日架たちは懲役50年を宣告されてしまう。しかし裁判官の温情判決により決闘で勝負して勝者は無罪放免になるという。みあは迫間になぜ嘘をつくのかと問い質すが、これが俺の正義だと言われ一蹴される。


©Akanesasu Anime Project

するとそこに現れたのはアスカだった。アスカはみあに何もするなと言われてしまう。どこへ行っても静観するだけの自分に嫌気がさし、みあは偶然出会った配達員が持っていた明日架たちの押収品からアストラルモジュールを奪取し、奈々に届けようとする。


©Akanesasu Anime Project

そして決闘の時間となる。判事から決闘のルールが言い渡され、決闘しない場合は双方を射殺するという。舞台に上がった明日架たちだが当然お互いを攻撃できるわけなく、判事が射殺を言い渡したそのとき、判事と保安官がグルだったことを示す録音テープが会場に流れる。それはアスカが流していたものだった。人心を失った判事と保安官はクラッターとなりduplicateしたアスカを襲う。


©Akanesasu Anime Project

連携プレーに苦戦するアスカだが、正義とはなんなのか?を見つめ直したみあがイコライズの地平に達する。

みあ「保安官、あなたはみあに強くなれって言ったけど…みあの強さはあなたとは違う!
みあ「あかねさす 我 出でよ デュプリケート!


©Akanesasu Anime Project

みあとアスカの連携攻撃によりクラッターを撃破する。

みあ「私が強くなったんじゃない…あなたの強さが偽物だったんです。


©Akanesasu Anime Project

その後事情を知った銀行は強盗はお咎めなしとなり、身寄りのない子供たちの施設にも明日架2が協力することになり、この世界には平和が包まれた。

感想

すごく良いなと思ったのは、保安官には「あなたの正義は間違っている」ではなく「あなたの強さが偽物だった」と言ったところで、正義なんて実際のところ、人によって変わるものだし絶対的にこれというものがありません。その正義の是非については問うことなく、強さの強弱について問うことで、この問題をうまく回避して安直な答えを出さないところが真摯なアニメだなあと思います。

このアニメでは言えば銀行強盗をすることは正義の一つと描かれていますし、実際のところ明日架と優は理由はどうあれ強盗しちゃっているので、本当の正義とは?を言っちゃうと立ちいかなくなるでしょう。まあ強盗も最後はゆるふわな理由で無罪放免にはなりましたが。

みあがイコライズの地平に達しました。イコライズの地平とは「自我の未成熟な部分を克服し、完全なるイデアに近づくことで人は異物を排除できるイコライザーとなる資格を得ること」ですから、みあはヒーローへの単なる憧れから、一歩それ向かって歩き出すことができたので、イコライザーになれたのでしょう。

そしてもう一つ、ユウの存在なのですが、意外なことにアスカとも面識なくさらに違う世界から来ている可能性があるとのこと。明日架に銀行強盗をするように唆したり途中で見捨てたりと、どうも敵だと思うのですが、ラヂ研のメンバーをイコライザーにさせるように仕向けているようで、目的がいまだに判然としません。

最後に細かいネタを。ちくわぶ号は笑ったちくわぶはむしろちくわの敵だろ*1。あと、もう一人のこのブログのライターのかいぶつから、スーツがクソダサいと毎回言われるんですが、B級アニメ感あって好きだけどなあ。あと黒沢ともよさんって今回は何役もやってるせいか、あんまり上手く感じないなあ。ドル売りしない実力派声優なのに。

*1:ちくわぶは小麦粉、ちくわは魚肉。初めて上京したときにちくわぶをちくわと間違って買って、何このクソまずいちくわ!と思ったことがあります。