かおすもにゅめんたむ

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カジサック(キングコング梶原)のYouTuber活動について批判する

最近小物、大物問わず芸能人のYouTuberデビュー(もしくは転向)が相次いでいる。例を挙げれば、元SMAPの草彅剛や本田翼、元私立恵比寿中学廣田あいかなどである。草彅剛の動画は、最初は大規模な実験企画だったが最近は再生数をあまり気にせず気ままに好きな動画を撮っているように思う。チャンネル登録者数は83万人。本田翼はゲーム実況動画で、多数の人から好評で登録者数は2週間で100万人である*1廣田あいかは以前からちょくちょく動画をアップしていたが、このたび本格的に転向するという。チャンネル登録者数は7万人。

この流れはYouTubeがテレビ以上の流行の発信地となりつつあり、若者の視聴するメディアが変化しているため芸能人もYouTubeに進出する必要が生じたのと、もう一つは元HKT48菅本裕子の成功があったためではないかと思っている。芸能人はYouTubeで苦戦を強いられてきたが、成功例が出てきたのでそれに追従する人が多くなっているのでは、と考えられる。

そしてこのたび本格的にYouTuberデビューする芸人が現れた。それがキングコング梶原雄太である。

YouTuber カジサック

キンコン梶原YouTubeで活動するときの名前をカジサックとして、カジサックの部屋というチャンネルを設立。そして2019年末までにチャンネル登録者数100万人達成しなければ芸人を引退すると宣言した。実はキングコング自体は、かなり前からYouTube活動をやっており「毎日キングコング」というチャンネルがある。

キングコングはコンビ結成5ヶ月でNHK上方漫才コンテスト最優秀賞に輝き、芸歴2年3ヶ月でM-1グランプリの決勝進出も成し遂げている。これは現在も破られていない最短記録である。華々しいデビューを飾り、「はねるのトびら」などのレギュラー番組も務め、ポストナインティナインとして将来の吉本を支える漫才コンビとなると言われ続けていたが、相方の西野を含めてアンチも多く、特に2012年の生活保護不正受給問題からは、テレビの露出が減っていった。ちなみにこの生活保護不正受給問題は梶原雄太Wikipediaに載っていないが、なぜなんだろうか。

相方の西野亮廣は、現在絵本作家やTwitter芸人としても活躍しており、テレビに取り上げられる機会も多く事業は成功していると言えるだろう。しかし梶原の方は、大阪の番組には出演が多いものの全国区ではあまり見ない。そういう焦りみたいなものがあって、今回YouTuberデビューしたのだろうか。

チャンネル登録者数100万人行かないと引退

カジサックは2019年末までチャンネル登録者数が100万人に行かないなら芸人を引退すると言っている。これはMEGWIN TVが昨年やった「100万人行かなければYouTuber引退」のパクリだろう。MEGWIN TVはその後、マホトの助けもあり100万人到達している。ちなみにレイターズも「100万人行かないと引退」を掲げて失敗。しかし約束を反故にし現在もYouTube活動を続けている。

キングコング梶原は昔から、こういう変な煽り文句を言うことが多い。一番有名なのは「M-1グランプリで優勝できなかったら離婚する」というものだが、優勝していないにもかかわらず離婚していない。いつ離婚するか言ってないと言う逃げ道もあるが、嘘つきとしか思えない。100万人達成しなくても芸人引退しないに違いない

そして2019年末というのもかなり日和った目標である。知名度は無名なYouTuberよりも断然高いのだからやるなら2018年末を期限にすればいい。本田翼は数週間でもう100万人達成している。自分に自信がないのかもしれないが、曲がりなりにもテレビで戦ってきた芸人なんだから、他のいつも素人だとバカにしているYouTuberを話術や企画で蹴散らしてくれればいいのに。

カジサックの動画について

私が一番つまらないなと思うのはカジサックの動画そのものである。まず動画自体が動画編集の素人とは思えないほど凝っていて、第三者の編集が疑われる。たぶん吉本が主導でやっているんだと思うが、本気でやると言ったからには編集も自分でやってほしい

あと最初の動画の概要欄の自己紹介が気持ちが悪い。引用すると

1999年お笑いコンビキングコング結成。
ツッコミ担当西野亮廣、ボケ担当梶原雄太は、吉本総合芸能学院NSC)で出会いコンビを結成。入学後からわずか5カ月、19歳という若さでNHK上方漫才コンテスト最優秀賞という快挙を成し遂げた。
芸歴2年3ヶ月でM-1グランプリ2001決勝進出を果たし、この記録は大会史上最短記録となった。
キングコングの芸風はジェットコースター漫才と言われ、西野のキレッキレのツッコミと、梶原のコミカルな動きで人々を魅了。その後もデビューから2年目にして「はねるのトびら」など数々のレギュラー番組を持ち、若手としては異例の出世。近年は個々の活動も目立ち、西野は絵本作家としてもデビューし、芸人以外でも活動の場を広げている。
梶原もピンでの活動も増え、関西のおしゃべり女帝上沼恵美子が「明石家さんまを超える!」と太鼓判を押し、最近ではトップユーチューバーのラファエルと共演し、その巧みな話芸で圧倒した。
そんな梶原が今YouTuberとしてデビューする!

流石に持ち上げすぎだろう。これも本人ではなく吉本が書いたんだと思うが、明石家さんまを超えると太鼓判を押されて、やることがラファエルを圧倒って…余談だが、私は過去に大阪に住んでいたことがあるが、上沼恵美子の喋りはめちゃくちゃ面白い。たぶん明石家さんまを超えていると思う。

閑話休題。そして重要な動画内容なのだが現在までに8本の動画がアップされていて、最初の動画の「自己紹介」以降「ラファエルコラボ」「事務所Kiii*2訪問」「泡沫YouTuberとのコラボ」「泡沫YouTuberとのコラボ」「ラファエルとコラボ」「はねトび『ギリギリッス』の復活」「マホト、しばゆー、わきをとのコラボ」「占い師に占ってもらう」となっている。

元々のチャンネルコンセプトが色んなYouTuberや芸人に登場してもらって芸人とYouTubeの架け橋になるということだから、まあコラボ動画もわかるのだが、まだ始まったばかりで有名YouTuberの人気に頼るというのはすごく情けない。芸人としてのプライドがあるのであれば、自分の語りや企画で笑わせて欲しかった。プライドを捨てて節操なく再生数を追い求めるという姿勢は一概に否定されるものではないが、自己紹介のように大言壮語しておいて、結局他力本願かと思わないでもない。『ギリギリッス』でもマホト、しばゆー、わきをの3人の方が身体を張っていて、なんか悲しくなってしまう。

まとめ

カジサックについて批判してきた。コラボ動画ばかりでなくカジサックの考えた企画でYouTubeのトップにのし上がって欲しい。例えばチョコレートプラネットなどは、タイトルが微妙すぎるのとコメント欄を閉鎖しているのが悪いのかあまり視聴回数も伸びてないが、面白い動画をあげているし、USAゲームなど影響力も大きい。

最近はバカリズムなど芸人が、YouTuberを目の敵にしてやけにテレビなどで批判しているが、バカリズムよりもHIKAKINやはじめしゃちょーの方が子供たちを笑顔にしているのは明らかである。私はバカリズムを始めとしてYouTuberを批判する芸人が嫌いである(10/12追記)。そういう大して面白くもない(と私が思っている)芸人という名前だけの人間よりは、実際にYouTubeに参入して、面白い動画を作ると意気込んでいるカジサックの姿勢は嫌いじゃない。頑張ってください。

*1:余談だが可愛くて面白い本田翼がゲーム実況動画に参戦したことで女性のゲーム実況者は苦戦を強いられるだろう

*2:へきトラハウスやブライアン、しばなん、よさこいバンキッシュなどが所属する事務所