かおすもにゅめんたむ

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アニメ『天狼 Sirius the Jaeger』11話感想 - ついにエフグラフの手に渡ったシリウスの匣

2018夏アニメ『天狼 Sirius the Jaeger』11話「咆哮の宴」感想です。

前回あらすじ
ビショップとの連携により、クラルヴァインを退けたユーリィ。シリウスの聖地に辿り着き、その深淵でユーリィは父・アレクセイの幻を視る。そこで見た記憶は、人間との共存を願うためにシリウスの匣を封印するというものだった。だがユーリィは、父が取った「誰かの幸せのために他の誰かが犠牲になる」という行いを拒絶する。そして、匣を封印する以外の術を模索することに父も同意し匣の封印が解かれるのだった。その封印が解かれる様子を虎視眈々と睨んでいたのはエフグラフだった…
脚本:小柳啓伍 / 絵コンテ:安藤真裕 / 演出:許琮、太田知章、藤井康雄 / 作画監督:鈴木理紗、鍋田香代子、三浦菜奈、杉光登、関口可奈味 / 作画監督:杉浦麻衣、佐古宗一郎

第11話あらすじ

ユーリィは匣の封印を解いた後、伊庭と涼子と合流する。エフグラフが飛行船で近づき、いよいよ決戦かというところでビショップが裏切り、匣を置いていけと言う。ビショップは実はヴァンパイアだったのだ。しかしユーリィはビショップの正体が狩人でないことには気づいていた。ユーリィは初めて出会ったとき、エフグラフを倒すと言ったビショップの目に嘘はないと感じていて仲間になることを承諾したのだった。
ユーリィ「仲間を助けられなかった後悔と、自分だけヴァンパイアになり生き残ってしまった罪悪感。あの時のあんたの目に嘘や偽りは微塵も感じられなかった。

それを聞いたビショップはユーリィには敵わないと知り、自分にもエフグラフの仇の蹴りをつけさせろとユーリィに最後まで協力すると誓う。
伊庭「ヴァンパイアと手を組むってのか
ユーリィ「ヴァンパイアとじゃないビショップとだ

ユーリィにミハイルが襲いかかる。ミハイルは、エフグラフに血の盟約を交わされ、主人であるエフグラフには逆らえなくなっていた。ユーリィを追い詰め、ミハイルが匣を奪い、匣は双子ちゃんのラリーサの手に渡る。ミハイルが匣を渡すときシリウスの血を吸わせていた。しかし双子ちゃんはビショップに捕まり、ヘッドショットされ、匣はビショップが確保する。
タマーラ「ビショップ!なにラリーサ殺してんだよ!お前ヴァンパイアだろうが!

ユーリィとミハイルの戦いは続くが、ユーリィが崖から落ちようとする瞬間、ミハイルがユーリィの手を取り助けた。ミハイルの血の盟約が解けた瞬間だったが、それには代償があった。ミハイルはヴァンパイアに特徴的な「死に至る病」にかかることで血の盟約から逃れていたのだった。ミハイルはシリウスであるユーリィが来るべきではなかったと説くが、ユーリィは匣はシリウスの誇りで封印するべきものじゃないと答える。それでも、ミハイルはミハイルで、兄としてユーリィを守ることを心に誓っていた。

ビショップはタマーラと戦闘を繰り広げるが、そうこうしているとエフグラフが地上に降りてきて、ビショップがやられ、匣を奪われてしまう。それに激昂したユーリィが襲いかかるものの空を飛んで逃げるエフグラフには追いつけず、逆にヴァンパイアに囲まれてしまう。
ビショップ「頼むぜ、ユーリィ…俺の分まで…!エフグラフの野郎を…

そこにV海運が助けに入る。機銃掃射などで敵を一掃して、ユーリィたちはエフグラフを追いかけるエフグラフは、シリウスの匣を掲げ、5000年振りにシリウスの叡智が顕現すると匣を飲み込み、ヴァンパイアの匣と化す。
涼子「ユーリィさん、私信じています。ご武運を
ユーリィ「ありがとう、涼子
涼子「え?…いま名前を…

感想

ヴァンパイアが「死に至る病」にかかっていると命令が効かなくなるというのは、第9話にタマーラが眷属への命令が無視されたというシーンに伏線がありました。意志の力とか言うよく分からないものじゃなくてちゃんと伏線ありで、論理的な解決方法を作ってあるのは良いアニメだなと思います。

あと多分女性向けのアニメだと思いますが、女の子が可愛いですね。とくにタマーラがビショップにやられた後のラリーサの口悪い感じが最高に可愛かったです。なんかちょっと棒読みで怒り慣れてない感じなのも可愛い。声優は和多田美咲さんです。そして最後ユーリィが飛行船に向かって走っていくのは笑いました。ガンダムがドップと戦うような感じですかね。ビーム兵器がないと勝てなさそうです(飛行船をv海運の機銃で落とせばいいのではとは思った)。

ただ全体的にヌルく茶番感が否めないのも事実です。例えばビショップがヴァンパイアだと告げるシーンは、尺がないせいか数分でケリを付けてしまって、これそもそも必要か?という感じでした。またミハイルもここまで幾度となくユーリィを襲ってきて絶対ユーリィが負けないのは分かりきっていますし、この最終話まできても緊張感がなくなっています。せっかくユーリィが弱キャラなのに、この先どうなってしまうのかというハラハラ感が全然ありません。

それはこのアニメで完全に退場するのはヴァンパイア側ばかりだからかもしれません。ビショップも結局ヴァンパイアでしたし、後半からのキャラクターです。最初からのメンバーを退場させるような勇気がないのかなと思います。コメディーではなくシリアスなアニメですから、悲劇に徹するような話もあってもいいのでは、という気がしています。

また涼子の存在なのですが、これがなんかイマイチというか、樺太くんだりまで来てこれだけ?という印象。最終話でなにか重要な役割があるといいんですが、今のままだと依然としてピースがはまっていません。

次回は最終話ですかね。ウィラードの手に入れた珠がどのように使われるかが気になります。