かおすもにゅめんたむ

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アニメ『プラネット・ウィズ』10話感想 - 穏健派と封印派の決戦に乱入する影…戦いの結末は?

2018夏アニメ『プラネット・ウィズ』10話「カレルレンとラシャヴェラク」感想です。

前回あらすじ

自らの過去と仇である龍の存在を抱え、ますます塞ぎ込む宗矢。だが、のぞみは戦いの後も変わらず宗矢を気にし続けていた。一方、生身で封印装置のフィールドにさらされた紅華は、幸せな夢と共に眠りについていた。自分のすべてであった紅華の敗北に羊谷は、地球に持ち込まれた最後の封印装置を自身に取り込むことで、かつての仲間である虎居・美羽・晴海を破る。そして地球が封印装置の夢に包まれ、宗矢以外の全人類が眠りについてしまった。

第10話あらすじ

封印派のボス・閣下カレルレンに宣戦布告をした宗矢と先生ラシャヴェラク。閣下はお互いの傷が癒えた一週間後に太平洋沖の孤島で改めて勝負を受けると言う。

一週間後、宗矢・銀子/先生とこがね/閣下、そして立会人として、回復した根津屋先輩も含むグランドパラディンのみんなが集結する。ただ岳蔵の姿はなかった。先生の勝利条件は超小型封印機の破壊、閣下の勝利条件は先生の意思を折ることと閣下が宣言し、同意した先生との戦いが始まる。

ギガキャットハンマーとウプウアウトバイトという必殺技の応酬を繰り広げるが、閣下の投げ技に翻弄された先生が形成不利となり、先生は嫌々ながらもキャットドーピングを行う。閣下もドーピングを行い、戦いは肉弾戦から剣戟へと移行する。

お互いのギガキャットブレイドフェンリルファングで互角の勝負は宇宙にまで移動する。
閣下「誰であれ助けるといい、誰であれ信じ、いつでも命を賭けて信念を行う。私もそんな貴様のように在れたらといいと思うよ…だが!宇宙は貴様の思い通りにならん。だから私がやるべきことをやるのだ。大人になれ!ラシャヴェラク!」
先生「ネビュラの者は皆大人だ!ワガママな私も苦しみを飲むお前も!ただ…私とお前は別の人格と言うだけだ!カレルレン!」
閣下「ネビュラが大人でも地球人は子供だ。道を誤った子供の責任は大人が取らねばならない!」
宗矢「黙って聞いてりゃグダグダと…このバカ犬!先生はな、先生はお前だって!救いたいんだ、よ!」

お互いが満身創痍となって地球に落下してきたが、宗矢はそれでも立ち上がる。お互いは宇宙船に取り込まれ最終決戦へと向かう。テラキャットハンマーとグランステラブレイカー。力と力のぶつかり合いは、閣下が優勢に思われたが、そこに割り込む影があった。

それは岳蔵だった。岳蔵は全身全霊の力を込めて、念動巨神装光を剥ぎすべてのサイキックの力を一太刀に込め、グランステラブレイカーを一刀両断にする。
宗矢「爺さん違うよ!仇は俺だ!あんたの息子を殺したのは俺だよ!」
岳蔵「分かっとるわい!」

不意をつかれた閣下はテラキャットハンマーを受け、その穴から宗矢/先生が飛び込み、宇宙船内で肉弾戦となる。先生は閣下に飛び込み、パンチを食らうものの超小型封印機の破壊。穏健派は勝利を収めた。

そして楽園の民の助言により4年後に月の裏側にいる龍が目覚めるため、グランドパラディンのみんなにその龍を倒すのを手伝って欲しいと頼む宗矢。龍は時空追放刑により50年前の月面に墜落して休眠状態だったという。そして4年後ー

感想

今回はバトルメイン回でした。とても熱かったのですが、普通のロボットアニメならバトル回は嬉しいけど「プラネット・ウィズ」の場合はバトル以外のシナリオが面白いので、バトル回の有難みが減ってしまうのが玉に瑕というか贅沢です。

通常モード→ドーピングモード→宇宙船合体モード→肉弾戦とバトルのフルコースで穏健派と封印派の決戦に相応しい重厚感でした。最後先生が、宗矢が隆を倒した下駄パンチで閣下を倒したのも良かったですね。岳蔵が閣下に対して隆の仇を取ったのが謎ですが、心優しかった隆を戦いに巻き込んだ閣下に対しての復讐というのが素直な解釈でしょう。

プラネットウィズは今のところ誰も死んでいないというのも特徴かなとも思います。コメディタッチな雰囲気もあるので、死を描かないというところがバランス感覚が良いなと思います。最近シリアスな話でも笑いを入れてくる作品があるのですが、それはちょっと違うなと思っているので。

ネタバレになるかもしれませんが、カレルレンとラシャヴェラクアーサー・C・クラークの有名SF『幼年期の終わり』の登場人物です。『幼年期の終わり』は宇宙人による人類の飼育をテーマにしているので「プラネット・ウィズ」の世界観とよく一致しています。『幼年期の終わり』にはオーバーマインドという上位種が存在していて、これは「プラネット・ウィズ」で言う楽園の民でしょうか。

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

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舞台は4年後に至るのですが、宗矢ものぞさんも成長していました。ここから最終話にかけて龍との決戦になると思うのですが、最後はグランドパラディンも味方になるという熱い展開。シャッフル同盟みたいです。私は龍が宗矢の戦いを月の裏で見ていて改心するのかと思っていたのですが、そうではないっぽいですね。来週も楽しみです。