かおすもにゅめんたむ

独自な視点でアニメ・声優・ゲーム・アイドルなどを考察するブログ

画像クリックでカテゴリーに移動します

f:id:mochirixi:20181004170142j:plain f:id:mochirixi:20180920170704j:plain f:id:mochirixi:20180920170713j:plain f:id:mochirixi:20180920170646j:plain

アニメ『少女歌劇レヴュースタァライト』9話感想 - 真のイレギュラー、それは愛城華恋

夏アニメ『少女歌劇レヴュースタァライト』9話「星祭りの夜に」感想です。

前回のあらすじ

「いつか2人であの舞台に立とうね」。幼い日に運命の約束を交わした華恋とひかり。華恋と別れロンドンに渡っても、ひかりはその想いを胸に夢を追い続け……そして失った。ななとのレヴューで必死にもがくひかり。彼女が失った一番大切なもの、それは。

脚本:樋口達人 / 絵コンテ・演出:光田史亮

www.mirikai.site

 あらすじ

新しく書き上げられた第100回聖翔祭の「スタァライト」の台本に、第99回の再演に拘るななの心は揺れる。美しくも哀しい別れが待つこの戯曲に導かれる9人の舞台少女たち。ななの守ろうとする「あの日」と華恋とひかりの求める「未来」が舞台の上で交錯する。

脚本:樋口達人 / 絵コンテ:小島正幸 / 演出:山田 卓

感想

今回は大場ななの当番回。彼女の囚われた心の救済が描かれた回であったように感じます。

新しく書き上がってきた自分が求める第99回「スタァライト」とは違う第100回「スタァライト」の準備に忙しなく動き出す皆の姿に、苛立ちを隠すことのできないなな。

f:id:mochirixi:20180907022307j:plain

その根底にあるものは星翔音楽学園に入学する前に経験した苦い思い出。やっと手にした自分の欲しかったものを手放したくない思いから、彼女は第99回「スタァライト」への執着を捨てられなかった。

f:id:mochirixi:20180907021831j:plain

一方、戯曲「スタァライト」の内容を改めて確認しながら、2人で煌めくという思いをより募らせてゆくひかりと華恋。いい…スタァライトいい…

純那に対し、第99回「スタァライト」の再演を繰り返していることを告げるなな。彼女は変わっていくことを頑なに拒む。

f:id:mochirixi:20180907023801j:plain

そして鳴り響くレヴュー開始の合図。本当にループを崩壊させた存在は、神楽ひかりではなく、ひかりが来たことによりきらめきを手に入れた華恋であったと気付くなな。今回は大場ななと愛城華恋による絆のレヴューが繰り広げられる。大場ななの口上は「舞台に実ったたわわな果実、だけどみんな柔らかだから誰かが守ってあげなくちゃ。99期生大場なな、私が守るの、ずっと何度でも!

完全なる再演を否定し、進化していこうとするものこそが舞台少女であると諭す華恋に、過去に囚われた大場ななは一刀両断され、敗れ去る。

f:id:mochirixi:20180907024731j:plain

f:id:mochirixi:20180907024831j:plain

落ち込むななのもとに純那が訪れる。様々な偉人の言葉を引用しながらななを慰める純那。最後は自らの口上である「人にはさだめの星がある、綺羅星、明け星、流れ星、己の星は見えずとも、見上げる私は今日限り、99期生星見純那、掴んでみせます自分星!」で締めくくる。

再演が否定されていくことに恐怖を感じながらも、変わっていくことにワクワクしていたことを告白するななに「なんだあなたも舞台少女なんじゃない」と純那は語りかける。

f:id:mochirixi:20180907025756j:plain

そしてオーディション最終日。残ったのは、真矢、クロディーヌ、ひかり、華恋の4人のみ。天堂真矢が一応ラスボスで大丈夫なのか…?

f:id:mochirixi:20180907030040j:plain

7話から9話にかけては、実質ばなな回が続いた大場なな編のようなものでもあったかと思いますが、再演への執着を手放すことにより舞台少女としてまた歩きだすといった結末でした。圧倒的なラスボス感を醸し出していたななでしたが、ここで退場となるのはやや物足りない。ななのエピソードが終わってみると中ボスという感覚。結局かませ犬的ポジションになってしまうのは残念。

この作品はやはりラブライブ的な展開を見据えていると思いますので、本当の黒幕をメインの誰かに任せるというのはなかなか難しいのかもしれません。早い段階で改心するような形になってしまうのは、結局メイン全員が対等でなければいけないというこの手の作品の制約を垣間見た気がします。

しかしながら純那はいいポジションですね。人気がでるのも納得できます。

前回の感想で言及しましたが、華恋も尻上がりに存在感を増してきました。最後は主役がいなければ締まりませんから。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト Blu-ray BOX1

少女☆歌劇 レヴュースタァライト Blu-ray BOX1