かおすもにゅめんたむ

独自な視点でアニメ・声優・ゲーム・アイドルなどを考察するブログ

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アニメ『音楽少女』7話感想 - 巨大タコと週刊誌はアイドルにとってどっちが怖いか?

2018夏アニメ『音楽少女』第7話「アイドルの涙は紙飛行機に乗せて…」感想です。

前回あらすじ

新曲のリリースを間近に控え、池橋に事務所に呼ばれたメンバー達。しかし、そこで伝えられたのは新曲の発売中止であった。真相を確かめるべく、池橋を問い詰めたはなこだったが、その理由を聞いて青ざめる。メンバー全員に謝罪するはなこに対し、未来だけはまだ自分達に出来ることがあると言い、はなこを連れて事務所を飛び出した。
脚本:笹野恵 / コンテ:安形裕篤 / 演出:伊勢弘昌 / 作画監督:飯飼一幸、津熊健徳、安達祐輔、森本浩文、臼井篤史 / 美術監督:田尻健一

第7話あらすじ

まず前もって言っておきます。今回のAパートは水着回とお風呂回がありお色気色が強かったのですが、その部分のキャプチャーは載せることができませんので、ご了承ください。

無人島でサバイバルグラビア撮影を行うことになった音楽少女。ヤシの実を取ったり、木を切ったり、水をためて濾過したり、火を起こしたり、銛で魚を取ったりして、黄金伝説の0円無人島生活かDASH島か電波少年的十五少女漂流記みたいなことをして、生活するところを写真で撮られていきます。

今回の主役、金時琴子はカメラマンのイケメン男性に心惹かれた模様。夜な夜な寝床を抜け出し、男性と海辺で密会しているところを、山田木はなこと箕作沙々芽に見つかり、はなこは琴子が襲われているのだと男性に跳びかかりますが、実はその男性は琴子の弟の弦太でした。

弟はカメラマンの父親に憧れてカメラマンになるために幼少期から父親に付き添うために家を離れて、琴子としばらく会っていませんでした。カメラマンはいつも仕事があるわけでなく収入が安定しないので、琴子が大家族の一家の大黒柱として稼がないといけません。

そんなことを話していたら大タコが出現!しかし特に何もなく水着回とお風呂回は終了。

弟とプライベートな時間を持つように音楽少女のメンバーから勧められた琴子は、実家のアパートの前で弟と待ち合わせ一緒に家に帰ります。琴子は子供のころ、アイドルをテレビで見て憧れ、カメラマンが夢の弟に夢が叶ったらアイドルになった琴子を撮って欲しいと言っていました。

しかしそんな折、一緒に実家に帰ったところを週刊誌が弟を恋人と勘違いしてスクープにしてしまいます。ショックを受けた琴子は事務所を飛び出します。はなこが追いかけるのですが、「たかが写真の一枚で、本気で感動する事もある。一枚の写真で感動する事もあるのなら! 逆だって…あるでしょう?」と間近にカメラマンの父親がいたからこそ分かる、写真の威力を痛感していました。

家族との思い出の場所である動物園まで逃げていた琴子。弟に琴子のいる場所の心当たりを聞いて駆けつけてきたはなこに、音楽少女を辞めて他の仕事に就くつもりだと吐露します。そこに、弟と音楽少女のメンバーが駆けつけ
弦太「だから、自分の為にアイドルやってくれよ!
羽織「琴子がいれば、皆で力を合わせれば、どんな事でも乗越えられる!でも、琴子がいなかったら、やだよ。そんなの、音楽少女じゃない。
と説得します。心を動かされた琴子はアイドルを続ける決心をし、メンバーみんなが駆け寄ります。その瞬間を弟は写真に収めたカメラマンとしてのスタートを切ります。

安心したのもつかの間、スクープ写真に激怒したレコード会社上層部に音楽少女は解散だと突きつけられてしまう。果たして音楽少女の運命は…

感想

金時琴子(CV:Lynn)の歌う「You are my only one」が公開されています。

巨大タコはなんだったんだ…触手シーンのためだけに入れたのか?プラグマティックなアニメだなあ。前半はサービス回だったのですが静止画がめちゃくちゃ多くて紙芝居を見ているようでした。前半の1/4は静止画だったんじゃないかと。予算が少なそうなので節約作画は仕方ないですね。

さて、琴子のスクープが報じられるという展開になりましたが、これは多分現実には起き得ないことだと思います。週刊誌のスクープは所属事務所に事前に連絡が入っているからです。さすがに弟と間違ったものを掲載するのは週刊誌自体の信憑性にも関わるので載せません。すっぴんを披露した音楽少女ならガチのスキャンダルで来てもおかしくなかったですが…それは流石に無理だったかな。

また、一枚の写真がいくら強烈な印象を与えると言っても、本当に弟であれば大概は許されます。そりゃさすがにキスとかそれ以上のことをしてたらアレですが普通に話しただけで音楽少女を辞めるなんてのは行き過ぎも行き過ぎで、ファンと懇ろになっても日本一のアイドルになってる人が現実にいるんですから、意外と世界は寛容です。

そして、スクープが本当でも音楽少女の解散はまずあり得ない選択でしょう。人気が出てきてCMのオファーまで貰っているのに解散する合理的な理由はないです。ただ事務所内などで儲けてても反感を買っている場合、スクープ写真に託けて解散させようとする動きはあるかもしれません。現実にあったのはマネジャーイジメとかですが、まさか羽織ちゃん…

いろいろと突っ込んできましたが、話自体は面白かったです。序盤はカオスなギャグでサービスシーン、後半はシリアスで最後はちょっと感動できる話、そして結末で音楽少女解散というセンセーショナルな引きで続く、と構成が素晴らしい。結局さっき私が突っ込んだところは現実にある話ですので、(現実に即したものは別にして)こういうフィクションでは別にそういうこともあるかで問題ないです。そうじゃなければあんな巨大ダコは沿岸にはいないと小一時間は説教しないといけません。

しかし見れば見るほど小倉唯上坂すみれがこのアニメには必要ないんだよなあ。今回も羽織ちゃんが最後に琴子を説得する決め手になりましたが、ここにキングレコードの大黒柱を入れているために必要以上にフィーチャーされている気がします。音楽少女のような味のあるクソアニメ(もちろん褒め言葉)には其れ相応のランクの声優がやっぱり合っていて、この2人はメジャーシーンにいすぎています。

ライブイベントもこの2人、もっと言えばHESのメンバー(沼倉愛美瀬戸麻沙美渕上舞)も含めて、なかなか活動するのが難しいと思います。せっかくアイドルなんだからそういう展開も欲しかったのになあと残念でなりません。そして主人公の深川芹亜アイマスに取られちゃいましたね。まあ彼女は音楽少女ではアイドルではないですが。