かおすもにゅめんたむ

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アニメ『BANANA FISH(バナナフィッシュ)』3話感想 - アッシュと英二の濃厚キスの理由

アニメ『BANANA FISH』3話「河を渡って木立の中へ」感想です。

あらすじ

刑務所に送られることになってしまったアッシュ。
同室になったジャーナリストのマックスは、刑事・チャーリーからアッシュの面倒を見るよう依頼されていた。しかし、若く容姿のいいアッシュはゴルツィネの息がかかった囚人・ガーベイに襲われてしまう。運ばれた医務室でマックスが「バナナフィッシュ」について調べていたことを知り…。

過去の感想はこちらから
2話「異国にて」感想
1話「バナナフィッシュにうってつけの日」感想

キャスト

脚本:瀬古浩司
絵コンテ:内海紘子
演出:牧田佳織、宍戸淳
演出補佐:宍戸淳
作画監督:鎌田晋平、加々美高浩、高田陽介、小松寛子
総作画監督:鎌田晋平

3話あらすじ

刑務所に入れられたアッシュを守るために、ニューヨーク市警のチャールズらは顔見知りのマックスに、アッシュのお目付役になるよう依頼する。渋々受け入れたマックスはアッシュと同室となるが、若いアッシュを刑務所のお盛んな男どもが餌食にしようと、食堂で擦り寄ってくる。

しかしアッシュはこれを蹴り飛ばし、刑務官に独房にぶち込まれる。一方、ドクターメレディスは、バナナフィッシュの粉末の分析を進め、大部分がLSDだと解明するが、LSDでは説明できない行動異常がマウスに生じることが分かり、同定に難航していた。

2人の雑居房に戻されたアッシュだが、マックスが目を離している隙に3人の男に陵辱される。しかしこれは、刑務医からカプセルを貰うためでもあった。

そのカプセルに「チャイナタウンドイヤーズストリートにある張大に行ってショーター・ウォンという男に会ってほしい。Dr.メレディスから俺が預けたものを受け取って安全な場所に隠してほしいと伝えてくれ。」と書いた紙を入れて、面会に来た英二に口移しで渡すアッシュ。このシーンは、2人の好意は少ないですがとても艶めかしく、男の私でも興奮しそうでした。

英二は指示通り、チャイナタウンに向かうがオーサーに捕まってしまうところで3話が終了する。

バナナフィッシュの正体

3話でバナナフィッシュの正体について少しずつ明らかになってきました。バナナフィッシュは人だというマックスの言葉があったあと、
マックス「その記事を書いたやつは2005年から2007年までバグダッドで軍事顧問団の情報将校だったんだ。やついわくバナナフィッシュが個人か組織の名かは分からないが、ある特定の麻薬密輸密売ルートと浅からぬ関係があると思われる。」
アッシュ「面白い話だけど、そんな前から存在してたんなら少しは噂になってもいいはずじゃないか?まったく聞いたことないぜ。」
マックス「そこだよ。やつの記事によると2007年以来ぷっつりと噂が出てこないで、今年に入ってロスで何か情報をつかんだらしい。」
そしてその情報を掴んだ人は、アッシュにバナナフィッシュの入ったロケットを渡した人だということが明らかになりました。

そしてマックスがバナナフィッシュを知った理由は「10年前イラクにいたときに友人が粗悪品のヤクにやられて、そいつが最後に言った台詞がバナナフィッシュだった」と述べ、もちろんこの友人というのがアッシュの弟だと分かりました。アッシュは弟を見捨てたマックスに憤り、刑務所から出たら殺すと宣言します。

サブタイトル

サブタイトル「河を渡って木立の中へ」はヘミングウェイの小説のタイトルでもある。元々はアメリカの南北戦争リー将軍が語った言葉とされ、「進撃せよ!」という意味だとされています。刑務所内という二進も三進も行かない状況でも、諦めず戦い続ける姿勢や、英二も危険を顧みずアッシュの頼みを聞く様子などが、この言葉とリンクしているように思います。

現代を舞台にしたことについて

バナナフィッシュの原作は20年前ですが、アニメは現代を舞台にしています。10年前のイラクや2005年のバグダッドというのはイラク戦争の終盤ということでしょう。原作ではベトナム戦争となっているようですが、リアルタイムで(テレビの中の出来事でしかないですが)体感した戦争なのでイメージしやすくなっています。