かおすもにゅめんたむ

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ウマ娘は制約が多すぎると思った - 二次創作に関する注意喚起

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先日アニメの放送も完結した『ウマ娘プリティーダービー』であるが、この度二次創作に関してとある注意喚起が行われた。

応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト|Cygames

 

特に2018年4月に放送を開始したアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』は、各種SNS等でもたくさんの反響や応援をいただいております。重ねてお礼申し上げます。

これからも応援してくださっている皆さまとウマ娘を大切に育てていくために、ウマ娘プロジェクトから一点お願いがございます。

キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。

ウマ娘プロジェクトは、名馬たちの尊厳を損なわないために、今後も皆さまとともに競走馬やその活躍を応援してまいります。

今後とも、『ウマ娘 プリティーダービー』をよろしくお願いいたします。

二次創作で人気のある性的な表現は禁止されたとみることができるような文章だろう。

二次創作とは?

既存の作品を利用して作られているような同人誌や投稿型サイトにアップロードされるファンアートなどが二次創作と呼ばれている。一般的にグレーゾーンとされているが、既存の作品の著作者の許可をもらって作成されていることは稀であり、仮にその作品の著作権に関する訴訟が行われた場合にはほぼ負けることが確定的な代物である。

 

一般的には同人誌やファンアートは黙認しているケースが多いのだが、既存の作品をモチーフにした同人グッズに対しては取締が厳しいという姿勢が多く見られる。同人誌の需要は公式なものと競合するというケースは稀であるのに対し、グッズ類は完全に公式のものと競合するという点から禁止されているとみることができるだろう。同人グッズを容認してしまっては作品の版権料を支払ってくれているメーカーに対して申し訳が立たない。

 

しかしながら今回のウマ娘に関しては同人誌やファンアートについても表現として不快であると感じるものは、権利者側としては黙認するようなことはないと宣言したようである。

ウマ娘というコンテンツ

ウマ娘というコンテンツは先の注意喚起の文章を読んで分かる通り、実際の競走馬の名前を使わせてもらっているという立場のコンテンツ。ウマ娘というコンテンツはCygamesのIPであるが、当然ながら競走馬はそれぞれの馬主の持ち物である。そしてこの馬主というのは一般人には及びもつかないようないわゆる上級の人間しかなれない。彼らの逆鱗に触れるようなことは絶対に避けたいはずである。

 

コミケをはじめとする即売会でのみ流通するのであれば馬主のような人々の目に届くことはないと思われるが、SNSや検索結果にそのような表現が多く見られるようになれば話は違ってくる。運営側としても一番危惧しているのはこのような事態であると考えられる。世に不快な表現が氾濫する前に機先を制しておきたいというのが注意喚起がされた理由であるだろう。

 

現在発表されているウマ娘のキャラクターの中には日本では圧倒的な知名度や人気を誇るであろうディープインパクトオルフェーヴルといった名前はない。初期のPVにはおそらくそうではないかと思われるウマ娘の姿もあったのだが、現在ではそのキャラクターは存在しない事になっている。


ウマ娘 プリティーダービー プロモーションムービー

 

馬主がダメだといえば当然その競走馬を使わせてもらうことはできない。馬主と彼らが心血と莫大な金額を注いで育ててきた競走馬への敬意を忘れては、成り立つことはないコンテンツであるのがウマ娘である。

最後に

私としては性的な二次創作が禁止されることに対してはあまり気にならない。同人ゴロの皆さんもウマ娘が禁止されても作りやすい、売りやすい他の作品に移るだけだろう。すでに作って売ってしまった人は怯えているような様子も見られるが、ご愁傷さまであるとしか言いようがない。まあ権利者も鬼ではないと思うので、殊勝な態度を見せればそう問題にはならないと思う。しかし現在では二次創作は一種の人気のバロメータとして機能している面がある。これを禁止してしまうとそもそもの作品の人気にも影響を及ぼすのではないかという懸念も出てくるだろう。

 

これからウマ娘がどのようになるかはわからないが、とにかく窮屈さを持ったコンテンツであると感じてしまう。二次創作のガイドラインはじめ競走馬の持ち主の顔色を常に伺った運営にしかならないのではないか。

そもそもとしてウマ娘というもの自体が競走馬のイメージを大きく損ねる元凶であるという意見が見られる。確かにこのような注意喚起をしなくてはならないのであれば、最初から作らなければよかったのではないかとも思ってしまう。

私はウマ娘が好きであるという態度を今は取っているが、この自由度のないコンテンツに対してこれからも応援していけるのだろうかと感じてきている。まあ実際のアプリゲームの出来いかんでいつでも手の平を返す準備はしていよう。