現在放送中の朝の連続テレビ小説『半分、青い。』主演は永野芽郁で、発明家を目指す青年を佐藤健が演じています。視聴率も20%前後と好調なようです。脚本は、北川悦吏子で、ストーリーは1971年に生まれた失敗を恐れないヒロイン・楡野鈴愛が、やがて一大発明を成し遂げるまでの物語とのこと。
ここで一大発明というのが何か気になりますが、どうやら特殊な扇風機のようです。その扇風機というのが、そよ風のような自然の風を再現するバルミューダというメーカーが作ったGreenFanという噂が立っています。
バルミューダとは
バルミューダと言えば、最も有名なのは高級トースター「BALMUDA The Toaster」でしょう。こちらはトースターに水を入れてパンを焼き上げることで、スチームで外側がカリッ中がフワッとした焼きたてのパンを再現できるというトースターです。

バルミューダ スチームオーブントースター BALMUDA The Toaster K01E-KG(ブラック)
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普通のトースターが2,000円ほどで買えるところ、その10倍の20,000円と高価ですが、テレビを始めとする様々な媒体で紹介されたおかげで売れに売れているようです。個人的には、毎日こだわりの高いパン買ってる家ならともかく安い市販のパンを毎日食べてんのに、トースターばっかり20,000円のもの買ってどうすんだと思うのですが、まあ売れているので私のような人の方が少数派なのでしょう。
さて、このバルミューダトースターも、一気に紹介されて中々ステルスマーケティング(消費者に宣伝と気付かれないように商品を宣伝すること)に近いと思いますが、この「半分、青い」のバルミューダ製扇風機は、凶悪なステルスマーケティングではないでしょうか。
NHKが宣伝をする時代
たぶんNHKなので商品名は出ないでしょうが、日本生まれの特別な扇風機といえばGreenFanくらいしかないので、名前を出しているのも同然だと思います。『半分、青い』は半年間に渡って放送されるので、実質的に半年掛けたステマではないでしょうか?流石にNHKに宣伝料が渡っているとは思わないですが、公共放送としては、特定の商品を紹介するのは褒められる行為ではないと思います。
昔はNHKは商品名を出さないというのが暗黙の了解だったように思います。昔は歌の歌詞までも非商標名に変更していました。しかし、最近はニュースでもiPhoneやLINEなど普通に商品名が出てきています。もっと公平な放送を心掛けて欲しいです。宣伝をするのであれば、強制的な受信料徴収はやめてスポンサーを入れて経営してください。