かおすもにゅめんたむ

独自な視点でアニメ・声優・ゲーム・アイドルなどを考察するブログ

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『Caligula -カリギュラ-』全話感想まとめ - つまらない感想だから読まないほうがいいよ

2018春アニメ『Caligula -カリギュラ-』の感想を書きます。カリギュラカリギュラ効果のことで禁止されればされるほどやってみたくなる現象のことです。ということでカリギュラ効果を意識したタイトルを付けてみました。

9話感想

ランドマークタワーの最上階にある学士たちが拠点にしている審判の扉が現実世界へと繋がる扉だということが明かされますが、そこを現実世界に繋げるためにはμの許可を得ないとダメとのこと。

ランドマークタワーではシャドウナイフが、拷問をしていました。鼓太郎らは助けに向かい、シャドウナイフと対峙。鼓太郎の現実はいじめられっ子だったことが明かされ、困った人を助けるのがヒーローの姿だと感じていました。一方、シャドウナイフも現実ではいじめられっ子で、拷問は、虐めたやつに復讐をしていたものでした。シャドウナイフは、悪には相応の罰が与えられないと更生しない。鼓太郎は誰でも助けると言っているが、それが悪人だったらどうするのかと説きます。

この正義と悪という概念は難しいですね。何が正義で何が悪かというのは紙一重です。現実世界では勝者が正義で、敗者が悪という感じで歴史が決定していきますが、理想を追求するメビウスでは、何が正義で何が悪なのでしょうか?そしてシャドウナイフは、いじめたやつらに復讐をしましたが、シャドウナイフの幸せはそれで達成されますが、いじめられた子は(報復とはいえ)不幸になるには変わりありません。

そしてシャドウナイフはオスティナートの楽士のウィキッドの爆発に巻き込まれ、ランドマークタワーから落下します。メビウスで死んだら現実世界でも死ぬということがアリアから伝えられます。

オスティナートの楽士らのスパイが身内にいると分かった帰宅部は解散。しかし偽メールで律以外のメンバーが音楽準備室に呼び出され閉じ込められます。その一方で、律は審判の扉を開けていました。律がスパイだった?という展開ですがミスリードかもしれません。次回が気になりますね。

さらに笙悟が凛と出会うのですが、笙悟が取り乱すシーンもありました。凛に何かトラウマがあるのでしょうか?一気に物語が進んできたカリギュラ。終盤に向けて盛り上がります。

8話感想

今回は鍋回の裏側と6話から7話までの経過の話。μが眠りについたことで、理想の世界であるメビウスが少しずつ歪んでいきます。ミレイは好きな紅茶の葉っぱがなくなったり、クレジットカードが使えなくなったり、スイートPはかわいい女物の服が入らなくなったり、脂マシマシラーメン屋が閉店したりしています。

そしてイケPは今まで、メビウスでの一番人気で女の子からキャーキャー言われていたのが、徐々に維弦に人気が移っていき焦ります。

イケPは過去では、冴えないみんなからバカにされているような存在だったので現実に戻ることには耐えられません。維弦に完全に人気が移ったことで、我慢ならなくなり維弦に攻撃を仕掛けます。

維弦を一度は倒すのですが、維弦は現実世界ではイケメンですが、自傷行為によって自分の存在を感じている(いわゆる男性のメンヘラ)だったことが明らかになります。今まで出てきた中で一番やばいやつだった。

μが復活。そして帰宅部が活動再開します。カギPが帰宅部に入っていたのは、ちょっとよく分からなかったのですが、律の現実に戻りたい理由を聞いて帰宅部の様子が知りたくなったんですかね?受け入れる帰宅部も優しいですが。

7話感想

今回は鍋回。関係ないけどこの画像、笙悟が鍋に入れられてるように見える。


いつもは画像少なめにしてるんですが、料理はやっぱり画像がないと伝わりませんよね。アリア特製アリ鍋美味そう…

鍋の途中にレスキューマンが登場。一体何者なんだ…

後半は律とμとの夢の中?での邂逅。μに幸せとはなんなのか?と聞かれて律が講義を始めるんですが、その過程で自身の過去について少しづつ思い出します。そしてμはやっぱり幸福にするという使命があるんだと自分で納得して目を覚まします。

一方、帰宅部にはカギPが加入していました。加入の理由などについては次回でしょうか。気になる引きですね。

心理学小ネタ

他人の不幸を喜ぶ人だっている。その場合ある人にとっての不幸が、また誰かの幸福になるって言う二律背反が生じてしまうだろう。というセリフがありました。

二律背反は通常パラドックスの意味で使われるが、ドイツ語ではアンチノミーと言い、イマヌエル・カントの哲学において特殊な意味があります。そこまでは良いんですが、カントの哲学は私にとって難解すぎてわからないです。というか授業で学んだだけで詳しく読んだことがないです。ある命題に対して賛成と反対のどちらも一見正しいと思われる事象が存在する場合、それは決定不明な状態であると言うことらしい。詳しくは純粋理性批判を読んでください。

純粋理性批判 上 (岩波文庫 青 625-3)

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6話感想

前回はミレイvs琴乃で終わりましたが、今回はその背後で同時進行していたメンバーたちも戦闘に巻き込まれます。鳴子と美笛は再びスイートPに狙われます。


維弦と鈴奈はイケPに、笙吾はカギPに絡まれます。


オスティナートの楽士とやり取りしているうちに、自分の本当の世界における苦しさに向き合うようになり、本当の世界に戻りたい、戻らなければならないという意識がメンバーに湧き上がって全員カタルシスエフェクトを発動させます。ただし律は除く。

ドンパチやっているとμが折角みんなが望みの世界作ってやってんのに、なんで争うのかとブチ切れて闇落ち。世界を破壊しようとします。

そこで律がカタルシスエフェクトを発動させμを止めます。メンバーは元の世界に帰ることを目的にした部活「帰宅部」を結成します。


今回は、話が一気に進みました。カタルシスエフェクト発動は1話に1人か2人と思っていたら、一気に全員カタルシスエフェクトを発動させて、ここから本格的な戦いになっていきそうです。戦闘シーンは10人以上が入り混じるので、描写が難しいと思いますが十分良く動いていたと思います。

元の世界の姿が一瞬映りますが、鼓太郎は消防士ですかね?律は精神科医?作中で元の世界での姿が明らかになる時がくるのでしょうか?

またμ(CV:上田麗奈)の演技も今回注目です。可愛らしい声から叫び声に移り変わっていくところは上手いなあと。

Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ - PS4

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5話感想

コクってラブラブピッタンコでサクラの女を餌に男を集めて、再洗脳。現実の出会い系で壺売ったり新興宗教に勧誘するのと一緒ですね。律が女の子に優しくされたら、メビウスに惹かれそうになってたけど、可愛い女の子に優しくされたら、そうなっちゃうよね仕方ないよね。

後半はどっちがイケイケ?いい女対決。ミレイと琴乃のミスコンテストみたいなやつです。最後は琴乃の母性にやられて琴乃の勝利。

追い詰められたミレイはデジヘッドを召喚しますが、琴乃がカタルシスエフェクトを覚醒させます。あらすじかなり適当で、琴乃の過去とかそういうものは省いていますが、詳しくは本編でみてください。Netflixなどで見れます。

今回はギャグっぽい印象の強い回でしたが、琴乃の覚醒などストーリーも着実に進んでいますね。裏では、笙悟たちがシリアスな展開になっていましたが、それをサブリミナル的に見せることでメビウスという願いが叶う世界と辛い現実の世界が対比されていたように思います。

心理学小ネタ

「テストの日についつい昨日風邪ひいて勉強してこなかったなんて言ってしまうのはセルフハンディキャップと呼ばれていて人間の中にある自己奉仕バイアスからくる意識の防衛本能」というセリフがありました。

セルフハンディキャップエドワード・E・ジョーンズが提唱した概念で、自分に何か障壁を課すことで、失敗しても自己保身できて、成功した場合は自己評価を高めることができる防衛反応です。作中の例よりもわかりやすいのは、全然勉強していないよーとテスト前に言う友人でしょうね。多分そいつはがっつり勉強しています。

自己奉仕バイアスは成功は自分のおかげ、失敗は他人のせいという考え方のことです。分かりやすい例としては、株価の上昇はアベノミクスのおかげで、消費指数の低下は気象の悪化のせいにしていることなどが挙げられるでしょう。

4話感想



専門用語が多すぎんねん。まとめると

  1. μが仮想世界メビウスを作った
  2. メビウスには不満を持った人が集められ、幸せな高校生活をループする
  3. 顔がジャミジャミなのは幸せな生活を送るためにμが作ったデータだけの存在
  4. μはハッピーな気持ちをエネルギーにしているので、メビウスの違和感の気付く人間は邪魔
  5. オスティナートの楽士がμ信者をデジヘッドに変えて、邪魔なやつをμ信者に洗脳する

図書館の神隠しは孤独を恐れる小森くんが、一緒にいる友達が欲しい(多分会話は怖くて出来ないので友達風のもの)から、人形にして図書館に閉じ込めたものだった。図書館にこもった孤独が嫌な鈴奈は小森くんに洗脳されかけるが、鈴奈に仲良くしてくれと言われて解放。

思うんですが、孤独が嫌で、その孤独を解消してくれる友達、もしくは彼女ができたから解決ってそもそもの解決になってなくないですか?孤独でも楽しめる方法を見つける方がいいと思うんだけどなあ。友達は裏切りますよ。あと鈴奈は別に孤独じゃないですよね。

巴鼓太郎、守田鳴子、篠原美笛、神楽鈴奈が合流。

心理学小ネタ

確証バイアス
自分の都合のいいデータばかり集めること。Twitterなんかは確証バイアスの宝庫ですね。

指輪物語の解釈
こんなもんアニメでやるなよと思うのだが、まあ聞いてればだいたい話はわかる

ミヒャエル・エンデ「モモ」
「時は金なり」を寓話化したような話です。経済学とかでよく例示されますね。

モモ (岩波少年文庫(127))

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ジュール・ヴェルヌ月世界へ行く
1865年のSF小説。人類が月に行く100年前に科学的考証をして月旅行を描いています。当時のロケット研究者のバイブル的小説。

月世界へ行く (新装版) (創元SF文庫)

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「詩人たちの旅」
デイルマーク王国史シリーズの最初の作品です。読んだことないので内容知りませんが、この3つの中では指輪物語が好きな人が一番好きそう。日本ではダイアナ・ウィン・ジョーンズは『ハウルの動く城』の原作者として有名。

3話感想

にっこにっこにー。スイートP(CV:新田恵海)のお茶会に参加する篠原美笛(CV:高橋李依)。スイートPのお茶会はゆめカワ女子だけが参加できるお茶会なので、情報を手に入れるために、美笛は頑張って演技をする。

ところがスイートPは現実世界では、ラーメン大好きキモデブおっさんだった。現実が直視できずにスイートPは豚走…じゃなかった遁走。高橋李依さんのデブを罵倒する演技は一見の価値ありです。

さて、ここでは主人公たちが巻き込まれた世界がどういうもの何かがわかってきました。現実世界における不満を極端な形で解消する世界だということです。

敵と言っていいか分かりませんが、この世界を維持するためにオスティナート(ostinato)の楽士という人間が暗躍しているようです。オスティナートは音楽用語で執拗反復と訳されます。

今日の心理学小ネタ

「もし世界を救うのに1時間しかなかったら、59分は問題を定義して、残り1分で解決する。」
これはアインシュタインの名言ですが、実際は「If I had an hour to solve a problem I'd spend 55 minutes thinking about the problem and 5 minutes thinking about solutions.」だと思うので、少し変えてきてる?

お茶会は不思議な国のアリスのオマージュですね。時計ウサギもいましたし。砂糖たっぷりもそれでしょう。不思議な国のアリスは心理学的な解釈をされることがよくある作品です。元々がロリコンルイス・キャロルの恋慕の情をぶちまけたような作品だからでしょう。

Alice's Adventures in Wonderland and Through the Looking Glass (Illustrated Classics)

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2話感想


少しずつ何が起こっているか分かってきました。まとめると

  1. μ(CV:上田麗奈)の歌声を聴くと化物になる可能性がある
  2. 化物の姿が見えない人には喧嘩をしているようにしか見えない
  3. 顔がジャミジャミの人は化物にならない

ということです。

律の同級生である茉莉絵が化物の姿は見えていないけど顔がジャミジャミでないということは、そのうち化物になる可能性があるということかな?この辺りで鬱展開のようなものがあるのではと予想しています。

光の壁で外に出られないという設定もゲームみたいですね。脚本が同じ女神異聞録にもこのような設定があったと思います。

とはいえまだ話は大きく動いていません。とてもゆっくり話が進んでいくのですが、もう少しテンポよく行ってもいいのではないかと。これ2クールアニメじゃないですよね?

1話感想


1話は結構ゆっくりと入りました。平穏な日常が急展開を迎えるまでを描いています。主人公が心理学が大好きだと言うことで、心理学用語がいくつか出てきました。

例えばジョハリの窓。基本的に成長するためには自分を広い意味でオープンにしろって言う話なのですが、『窓を広げると光が他の部分にも当たる』という説明は分かりやすかったですね。

またゲインロス効果というセリフもありました。これはいわゆるギャップ萌えのことです。

またこの絵はバウムテストでしょうか。

木の絵を被験者に書かせて性格を鑑定するという方法です。

長々と心理学について語ってきましたが、多分このアニメはメインストーリーに心理学は絡んでこないと思います。ただタイトルのカリギュラは、カリギュラ効果のことでしょうね。「強く禁止されると、かえってその行為への欲求や関心が高まる現象。(デジタル大辞泉)」のことです。

さて、アニメ本編ですが元々がゲーム原作で、シナリオの里見直氏はペルソナ1、2のシナリオを担当されていた方ですから、雰囲気は3以前のペルソナに似ているところもあります。

話も動いてないので未知数ではあるのですが、安直なバトルものだけにはしないでほしいです。

これ家系ラーメンに見えない。

Caligula -カリギュラ-のスタッフ・キャスト

スタッフ

原作:「Caligula-カリギュラ-」(フリュー)
原案:山中拓也
監督:和田純一
原作シナリオ:里見直
シリーズ構成:待田堂子
キャラクター原案:おぐ
キャラクターデザイン:田辺謙司
音響監督:本山 哲
音楽:増子津可燦、高梨康治、Funta7、RegaSound、岩田賢治
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作:サテライト

キャスト

式島律:沢城千春
μ:上田麗奈
佐竹笙悟:武内駿輔
峯沢維弦:梅原裕一郎
巴鼓太郎:細谷佳正
柏葉琴乃:村川梨衣
守田鳴子:小澤亜李
篠原美笛:高橋李依
神楽鈴奈:田中美海
水口茉莉絵:渕上舞
アリア:下田麻美
カギP:蒼井翔太
スイートP:新田恵海
少年ドール:花守ゆみり
ミレイ:中村繪里子
イケP:斉藤壮馬
シャドウナイフ:内田雄馬
ソーン:大坪由佳

Caligula -カリギュラ-のあらすじ

「理想を壊して、現実へ帰る――。」

街中に響き渡る美しい歌声。
絶大な人気を誇るアイドル「μ」に見守られるように、この街では穏やかな日常が流れてゆく。

式島律は、宮比市立吉志舞高校の1年生。
スポーツに勉強そして友達にも恵まれ、青春真っ只中の充実した高校生活を送っていた。

時は経ち、2年生として迎えた入学式。
新入生代表として壇上に上がった少年は、本来そこにいることがありえない人物で――
http://caligula-anime.com