かおすもにゅめんたむ

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『重神機パンドーラ』感想【11話追記】 - クロエちゃんが可愛い!やばい!やばい!


アニメ『重神機パンドーラ』を観ましたので感想を書きます。

11話感想

今回は回想がメインです。レオンの上司に当たる量子リアクター研究員のロン・ウーとの出会いが語られ、そして量子リアクターを暴走させたのがロン・ウー本人だったということが明かされます。

そのロン・ウーが量子リアクター暴走直後ミスターゴールド一味のジークに殺されてしまうのですが、なぜ量子リアクターの場所に彼がいたのかなどの謎が残っています。このアニメのテーマが量子力学ということから考察すると、ジークはロンのパラレルワールドの1人なのでは?とか勝手に予想しています。

またクロエが実はそのロンの妹だったという事実も明らかになりました。クロエはロンが量子リアクターを暴走させたということは知らないみたいですね。

感想が短くなったので、前半の総括をしたいなと思うのですが、やはり2クールは無駄に長いです。基本的に2話で1展開の構成になっているのですが、10話のハチB.R.A.I.は1話完結型でテンポも良かったことを考えると2話分を1話に凝縮した方が濃密な物語が描けると思います。尺稼ぎのためにか、同じシーンを繰り返していたりして冗長に感じられます。

動物をモチーフにしたB.R.A.I.が毎話出てくるのは、ロボットアニメの楽しみである次にどんなメカが出てくるんだろうというワクワク感があって良いですし、攻撃方法も(実用的かどうかは別にして)多彩なので古き良きスーパーロボットアニメを観ている感じで嫌いじゃないのですが、冗長さがやはり没入感を削いでいる気がしてなりません。

10話感想

ミスターゴールドはリアクター事故の際レオンを追放し、姫様への反抗を企てたエドガー・キンの息子のデビット・キンであることが明かされ、Mr.火鍋屋という別名は以前同名の火鍋屋チェーン店を経営していたためらしいです。

グレンはネオシャンロンを守りたい一心からレオンに頭を下げてハイパードライブを取り付けるように頼みます。しかし一度失敗していることを理由(3話参照)に断られます。

700mの巨大B.R.A.I.が襲ってきたと思ったら蜂の軍隊でした。蜂B.R.A.I.は羽ばたきの摩擦熱を利用して配管を溶かしていきます。これはニホンミツバチの熱殺蜂球をイメージしたものでしょうね。スズメバチなどの外敵を群体で囲み熱を発生させスズメバチを殺すという攻撃方法です。

そして女王蜂B.R.A.I.は地下給水施設に侵入して熱により水を熱して、ネオシャンロン火鍋化計画を企みます。これはまあ本気だとしたら全く意味のない作戦でしょうね。普通に地下給水施設からの供給を絶ってしまえば貯留分が干上がって終わりになります。またよっぽどの熱源でない限りそんなにすぐ温度が上がるものではないです。個々のミツバチが配管を溶かすほどの熱(銅管を溶かす熱量と水を沸騰させる熱量はほぼ同じ)を発生しているのですから、それをネオシャンロン全体に分布させるだけで多分壊滅させることができるでしょう。

ただ火鍋化計画のおかげでセクシーショットが見られたので良かったです。B.R.A.I.もたまにはいいことするなあ。女王蜂B.R.A.I.はハイパードライブなしのグレンの活躍もあって勝利。ガンダムでいうオールドタイプの意地みたいなのはやっぱりかっこいいです。

9話感想

姫様は本当に撃たれてました。でも助かります。ケインは虎の目が狙撃犯なら撃ち損じることはしないと犯人を疑います。そしてケインは過去に虎の目にわざと急所を外して撃たれ、見逃されたという経験があることを明かします。

レオンがダグを探しクイニーさんが捕らえようとするのですが返り討ちにあいます。ダグは何かを追いかけるような様子で不審がったレオンがもう一度よく画像を確認すると光学迷彩のB.R.A.I.の姿が浮かんできました。

本当の犯人はカメレオンB.R.A.I.でした。そのカメレオンB.R.A.I.はダグの彼女エミリアがダグをベースに作成したAIにダークドライブを取り付けたものでした。ダグはハイパードライブ搭載のMOEVに乗りカメレオンB.R.A.I.を破壊します。

今回は良かったですね。ダグが報酬を受け取っているように見せて実は払っていることや、仕留め損ねたという台詞のミスリードが上手かったです。

8話感想

狙撃による連続殺人事件が発生していて、その犯人を捕まえろという話。あまりの狙撃の腕から、パンドーラの仲間のダグが犯人として疑われる。ダグはキッスシーンと呼ばれる非道なスナイパーの養成集団の出身だったことが明かされる。

レオンの活躍によりダグを雇っているであろう人の存在が発見され、実際の狙撃の瞬間を取り押さえようとするが失敗。姫様が撃たれてしまう。

ストーリーおよび演出がガバガバすぎます。まず犯行現場にいた人間を割り出すのは明らかに警察の捜査の初歩なのに、それをレオンに発見されるというガバガバ警察。狙撃可能ポイントが4万もあるのにクイニーさんが感覚で2つまで減らすという驚異的能力。1秒に1つ消しても11時間かかります。クイニーさんがMOEVで向かうもスナイパーライフルで落とされる。MOEV弱すぎ。最後姫様撃たれたような演出でしたが、これも撃たれてなさそう、もしくはダグは別の人物を狙っていたという可能性が高そうです。

7話感想

身だしなみを整えて出かけるレオンにクロエちゃんが訝しみ一緒についていきます。嫉妬するクロエちゃんかわいい。


出かけた先にクイニーちゃんを発見。2人のデートなのか?クイニーちゃんのコスプレもあります。ぜひ本編を見てみてください。

一方レオンはフィオナという不思議な量子空間にいるような存在と出会う。フィオナが黒い混沌と白い混沌が混ざってパンダになるっていうのはなんかの伏線ですかね?

メインストーリーはB.R.A.I.に装着する前のダークドライブの在り処を探るという任務でした。

まあ伏線が多いですね。フィオナの存在。白い混沌と黒い混沌とパンダ。ケインを撃ったスナイパーがなぜトドメをささなかったか。ダグはなぜB.R.A.I.弾を持っていたのか。

6話感想

やっぱりクイニーちゃん生きてた。ハヤブサB.R.A.I.で再攻撃の犯行予告されます。

早速襲ってきた。前回の戦闘からワンが有視界で操縦していることが分かっているので、とりあえず煙幕を張って被害を防ごうとしますが普通に無差別攻撃されます。そりゃそうだ。あと鳥は紫外から赤外領域まで見えるので可視光だけを遮る煙幕にほとんど意味がないように思うのですが。ワンが見ているにしても直接ではなくハヤブサの見ているものをイメージとしてアウトプットしているだけでしょうし。

早速クイニーちゃんたちが出撃。ピンチになったけど、勝手にハイパードライブを取り付けておいたレオンのおかげで撃退。『がんばれゴエモン』のゴエモンインパクトの百烈パンチみたいな技(空神流・強靭残影拳?)。

パンドーラに正式加入するクイニーちゃん。なんと辛いものが苦手で甘党だった。クイニーちゃんはかわいいなあ。やばいやばい!

5話感想

今回襲って来たのはハヤブサのB.R.A.I.です。世界最大の自由に飛行可能な鳥であるコンドルの体重は10kgで、翼竜プテラノドンは20kg程度と言われていますから限界体重はこのあたりでしょう。プテラノドンはほぼ滑空しか出来なかったのでは、と言われています。

作中でも飛行可能限界体重についての言及はあって、多重次元から得て、揚力を強化しているのでは?という説明がありました。揚力だけでは前方に飛べないので推進力(羽ばたき)も必要となるのでしょうが、それも多重次元から得ているのでしょう。

今回のハヤブサB.R.A.I.はワンというクイニーの敵が操縦していました。これで人vs人の戦いになったということですね。そのワンにクイニーはあっさり殺されてしまいます。

とはいえ、まあ多分復活するでしょうね。花澤香菜さんをここで失わせるようなことはしないのではないかと思っています。しかしレオンも亀裂があるとはいえ銃も持ってるのにクイニーを助けるわけでもなく見ているだけというのも…

4話感想

クロエとレオンが実は本当の兄弟じゃなくて、レオンがリアクター暴走後に助けた子供だということが判明しました。

一方、襲ってきた敵はクジラがB.R.A.I.になったもので、超音波攻撃でネオシャンロンを苦しめます。音響兵器はLRADなどが実際の戦場で使用されていますし、日本もシーシェパードを撃退するために使っています。鯨を守るという名目の団体を撃退するために使っている兵器を鯨に使われるという皮肉。ただ電子機器が使えなくなってたから電磁波も入ってるんじゃないか?

これに対して逆位相で打ち消すという方法を取るんだが、射撃のズレを気にしていたが、これはむしろ位相のズレの方が問題になるだろう。上手くいっても直線外の部分では、威力が2倍になるところも出てくる。

また音源に対して向かい合うように逆位相を配置するのはあまり美味しくない。クジラの背から撃った方がいいのでは?

ストーリーはクイニーの敵みたいなのが出てきました。話の展開が遅いっていうか今回の話必要なのかなあ。1クールで作った方がいいアニメになったと思います。

3話感想

クロエちゃんが可愛いだけのアニメと化してきました。やばい!やばい!

簡単に3話のあらすじを言うと、レオンが量子リアクターを作った研究者の1人なんだけど、そのレオンが量子リアクターの「箱を開けてしまった」結果、世界が破壊されました。レオンは暴走後のリアクター制御、防衛システムを作ったけど、街から追い出されるという過去話が明らかになりました。
まあこんな過去話は大体今までの話を見てれば何があったかわかるのでいちいち詳しく説明せんでもと思いますが、どうやら2クールらしいので尺を稼がないといけません。


後半は現在に戻ってハイパードライブのテストをして大丈夫なら量産化するよって言われて、グレンがテストパイロットとして乗り込むんですが、大暴走して救出されるという話です。

正直このストーリー自体は別になくてもよくて、今何をやっているかと言うと大量の伏線を張っているんですよね。

例えばこれとか髭のおじさんの秘密ごととか家族協定とか。まあ確かに伏線って言うのは、作品の評価を上げるものにはなり得るのですが、露骨に伏線ばかりを貼り続けるのは、あまり効果的ではありません。普通にストーリーを進めておいて、後からこれが伏線だったのか!と驚かせるのが本当の伏線です。

これって2クールもやる必要があったんですかね。あまり時間がありすぎるのも考えものだなあと見ていて思います。

次回はドンパチがあるみたいなので期待したいと思います。

2話感想

やばい!やばい!このアニメやばやばやばやばい!火鍋美味しい!やばい!

主人公のレオンが触手に捕まっても全然嬉しくない!やばい!やばい!

セシル市長やクイニーとか女性キャラがカッコいい!やばい!やばい!

EDのクロエちゃんがめちゃくちゃ可愛い!やばい!やばい!やばい!SpicaっていうBUMP OF CHICKENの曲もカッコいい!やばい!

さて見てない人に解説しておくと、やばい!はクロエちゃんがクイニーに再開した時に連呼した言葉です。可愛かったので使ってみました。

量子力学用語はシュレディンガーの猫が使われていましたが、「蓋をあけるまで猫が生きているか死んでいるかわからない」と説明されていました。これは間違いじゃないですが、不正確で本来は猫が生きている状態と死んでいる状態の2つが重なり合った状態にあるという矛盾を指摘したものです。

ストーリーとしてはレオンがブライの壊滅を誓うというのがハイライトです。色々伏線も貼ってあって良いんですが、クロエちゃんの可愛さの印象が強すぎて、アニメの内容が弱く感じます。

1話感想


河森正治と言えばマクロスアクエリオンですが、本作パンドーラも似たような雰囲気はあります。車から2段階変形するメカや、パイロットの精神状態のようなものがロボットに直接伝わるというような要素は2つによく似ています。

ただ、その2つに比べてポストアポカリプス的な舞台のせいで雰囲気が頽廃的になっています。キャラの掛け合いで幾分か和らいではいるのですが、暗いイメージは拭えません。そういうのが好きな人もいるかもしれませんが、個人的にロボットアニメに求めるものとは違います。

量子リアクターという言葉が示すように量子力学がキーワードになっています。例えば「重なる」は量子の重ね合わせ、「多重次元」は超ひも理論をベースにしたような設定でしょう。

これも超ひも理論の模式図をイメージしたものかと思います。ただSFではないので用語を拝借したという段階に留まっています。もう少し設定上の解説があればSFとしても観れるかもしれませんが、まあそれを1話からやるのは無理でしょう。

クロエが可愛い。やっぱり東山奈央さんの声はいいですね。

ロボットアニメでサテライト製作ということで、どうしてもCGが派手なんですが、私は別にCG使うなというわけではありませんけど、もっとCGを控えめにしたアニメタッチのロボットアニメが好きですね。欲を言えば手書きがいいですが、まあそれはこのご時世に無理でしょう。

スタッフ・キャスト

スタッフ

原作:河森正治・サテライト
総監督:河森正治
監督:佐藤英一
シリーズ構成:根元歳三
キャラクター原案:江端里沙
キャラクターデザイン:安彦英二
重神機デザイン :河森正治
B.R.A.Iデザイン:宮崎真一
デザインワーク:石川寛
色彩設計:林可奈子
美術監督:伊藤聖
美術設定:青木智由紀森岡賢一
撮影監督:久保田淳
編集:兼重涼子
CGディレクター:後藤浩幸
CGスーパーバイザー:原田丈
重神機モデリング:小川朗広、渡邉健人、忽帥
モニターグラフィックス:影山慈郎
特殊効果:飯田彩佳
音響監督:濱野高年
音響効果:中島勝大
音響制作:マジックカプセル
音楽:得田真裕、眞鍋昭大
音楽制作:フライングドッグ、ワンミュージック
オープニング主題歌:BUMP OF CHICKENシリウス
エンディング主題歌:BUMP OF CHICKEN「Spica」
挿入歌:西沢幸奏「Meteor」
アニメーション制作:サテライト

キャスト

レオン・ラウ:前野智昭
クイニ―・ヨウ:花澤香菜
ダグ・ホーバット:津田健次郎
クロエ・ラウ:東山奈央
グレン・ディン :内田雄馬
ケイン・イブラヒーム・ハサン :石塚運昇
ジェイ・ユン:梅原裕一郎
セシル・スー:茅野愛衣
MR.ゴールド:檜山修之
ジーク:中村悠一
ワン:近藤孝行
フォー:石川界人
???:瀬戸麻沙美
???:能登麻美子
ロン・ウー:石田彰

重神機パンドーラ』のあらすじ

2031年、次世代エネルギーとして開発されていた量子リアクターの暴走事故「翔龍クライシス」により世界は激変した。
突如、地下から広がったその閃光は、都市ビル群を呑み込みながら大地を覆い尽くし、やがて生物、機械、植物を超越・融合した未知なる特異進化生物「B.R.A.I」が出現した。

7年後、翔龍は絶対防衛都市「ネオ翔龍」へと生まれ変わっていた。
驚異的スピードで進化を遂げ人類を滅亡の危機に陥れたB.R.A.Iに対抗する、人類最後の希望の砦である。

運命に導かれネオ翔龍に集う、レオン、クロエ、クイニー、ダグ。
彼らを防衛軍へと迎え入れる、セシル、ケイン、ジェイ、グレン。
そして、人類の存亡をかけて戦う特殊部隊「パンドーラ」が誕生する。

契約の時、希望は彼らに託された――