本日発売の声優CDを2枚購入してきました。
小倉唯『白く咲く花』とTrySail『WANTED GIRL』の2枚です。
果たしてどちらのほうが多く売り上げるのでしょうか?
これまでの両者の売上実績から言ってかなり拮抗した勝負が見られるのではないかと思います。
前作の売上
小倉唯 | 2016-11-02 | 11,288 | 17,158 |
---|---|---|---|
TrySail | 2017-05-24 | 18,173 | 25,428 |
前作の売上で言うならばTrySailが小倉唯の売上を圧倒していると言っていいでしょう。
しかし、これは何度も言いますが、タイアップが良かっただけと言っていいと思います。
前々作に関しては初動12,401枚、累計15,288という結果になっており、小倉唯の前作に初動では勝っていますが、累計では負けるといった結果になっています。
今作の比較
今回のCD2作には両者の間に大きな違いがあるといっていい部分があります。
TrySailの『WANTED GIRL』にはタイアップのアニメが存在するのに対して、小倉唯のCD『白く咲く花』にはタイアップが存在しないのです。
普通に考えるならば、TrySailのほうが圧倒的に有利と思える状況です。
しかしながら今回のCDのタイアップ先は些か心許ないというのが本音です。
これまでの売上実績から考えるとやはりタイアップ先は人気のある深夜アニメが適していると言っていいでしょう。
TrySailのシングルの中で最も高い売上を記録しているのは、はいふりこと『ハイスクール・フリート』のOPである『High Free Spirits』です。初動19,308、累計32,021となっています。
今回のタイアップではとてもこのような数字を叩き出すのは難しいでしょう。
一方の小倉唯ですが、彼女の場合あまりタイアップにCDの売上が左右されている印象がありません。
そこまで有力な深夜アニメのタイアップを任されることがないからなのかもしれませんが、タイアップに関わらず15000枚前後が持っているポテンシャルではないかと思われます。
と言ってもこれまでにタイアップなしの作品をリリースしたことはありません。今回の初のタイアップなしの作品がどの程度の結果を残すのかはなかなかに興味深いです。
製品としての比較
『WANTED GIRL』は例のごとく抽選キャンペーンの応募用紙が封入されています。今回の特典はやはり5月20日の幕張のバックステージに招待というものでした。もはや新鮮味の欠片もないですね。もう一つのおまけのような賞はステッカーがもらえるそうですが、まああまり嬉しい特典ではないでしょう。これもおまけですがライブチケットの先行受付シリアルが入っています。特典のDVDもいつもどおりにMV一本しか入っていません。当然メイキングなどもないです。収録曲数は2曲。抽選キャンペーンがなければ悲しいほどに製品としての魅力は乏しいのがTrySailの弱点であるといつも感じています。
一方の『白く咲く花』は抽選キャンペーンなどは行っていませんが、収録曲数は3曲であり、特典DVDもMVが2つとメイキングが1本とライブ映像が2曲分収録されています。価格としてはこちらの方が100円高いです。やや高いと言ってもモノとしてはこちらのほうがいいなと思ってしまいます。
まとめ
私がどちらのファンかと言われれば、TrySailのファンなのですが、今回は小倉唯のCDのほうが売れたほうが面白いかと思います。タイアップありがなしに負けるのは情けないという印象が強いです。そして来週発売の石原夏織のソロデビューCD『Blooming Flower』が両者の勝負をよそに3万枚売れることが私の夢です。私は買わないが3万枚売れてほしいものだ…

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石原夏織さんのは買わないと言ってますが、買ってますので悪しからず。