かおすもにゅめんたむ

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2018フィギュアスケートのルール改正で更に欠陥競技が加速する

平昌五輪を受けて国際スケート連盟フィギュアスケートがルール改正を検討するようだ。その改正で検討されているのは後半のジャンプに対する1.1倍の基礎点加点をなくすというものらしい。
これは今回の平昌五輪、またはそれ以前のフィギュアスケート世界大会で後半のジャンプの基礎点が1.1倍になることを利用して、ロシア代表のサギトワとメドベージェワがフリー演技後半にジャンプを集中させたことを受けて、後半にジャンプが集中するのは美しくないという理由かららしい。


全くもってナンセンスである。そもそも後半の方が基礎点が高くなるのは、疲れが出てきてから飛ぶジャンプの方が難易度が高いからで、前半にジャンプが集中していたのを散らす目的がある。基礎点加点をなくせば、前半にジャンプを集中させるようになるだけであり、本末転倒だ。

したがって、後半の基礎点加点を削除した場合、前半にジャンプを集中させないようにするためにジャンプを散らしていなければ演技構成点で減点される可能性が高くなると思われる。
演技構成点という指標のクソっぷりは以前の記事で述べた。
要約すれば、ただの有名点であり、審査員の裁量次第でどうとでもつけられる点数だということだ。

フィギュアスケートが欠陥競技なのは、その採点の不明瞭さにある。例えば平野歩夢選手やショーン・ホワイト選手のスノーボードハーフパイプは同じ採点競技である。100点満点という相対評価であるにもかかわらず採点に対する不満が少ない。
それは転倒の減点が大きいなど視聴者にとって分かりやすい指標で点数をつけているからであり、視聴者の印象との乖離が少ないためだ。フィギュアスケートは技術点ですらエッジの向きなど一般視聴者には不明瞭な指標で減点加点を行い、しかもそれが大量に積み重なるために理解不能な点数が現出する。それに加えての演技構成点である。もう納得できる方が異常だ。

また4回転などの点数も抑制されるのではないかという噂も出ている。さすがは国際スケート連盟。頭が悪い。
フィギュアスケートは美しさを求める競技だからと言って、審査員などスケート連盟という老害権力の定義する美しさを選手らに押し付けている。そんなものは全く美しくない。
選手らが勝ちを求めて難しいジャンプに挑戦する姿そして成功させる姿こそ美しいのだ。連盟の思う美しさなどになんの価値もない。スポーツでない芸術だというのであれば競技自体をやめるべきだ。

このようなことを続けていれば、フィギュアスケートはどんどん人気がなくなっていくだろう。F1のレギュレーションをガチガチに縛り付けたせいで面白くなくなった。限界を目指すアスリートに水を差す連盟は滅んだ方がいい。