かおすもにゅめんたむ

独自な視点でアニメ・声優・ゲーム・アイドルなどを考察するブログ

2017年のベストアニメ

2017年も終わりを迎え2018年が始まり、今期のアニメも何本か開始されている。

今更になるが2017年の個人的なベストアニメをまとめてみたい。

 

宝石の国

2017年秋期のアニメであり先日最終回を迎えたばかりの作品である。月刊アフタヌーンで連載中であり市川春子が作者の同名作品が原作になるアニメだ。全編3DCGによって制作されている。

このアニメはなんといっても映像が他の作品とは一線を画すレベルで素晴らしい。この部分のみで2017年最も優れたTVアニメといってしまってよい。それ以外も欠点らしい欠点が見つからない。

映像制作を担当しているのはオレンジ。『マジェスティックプリンス』のメカ戦闘描写で高い評価を得ていたが今作ではそのレベルを飛び越えてくれた。BDを買ってこの映像をフルスペックでぜひ楽しんでもらいたい(私は買わないが)。監督には『ラブライブ!』で名を馳せた京極尚彦が据えられているが、MXではこの番組の後に『ラブライブ!サンシャイン!!2期』が放送されておりその落差に愕然とした。

 

けものフレンズ

2017年一番ヒットしたアニメと言えばこのアニメになるのではないだろうか。このアニメも全編3DCGで制作されている。ただ映像のレベルは『宝石の国』とは土台比べるようなものではない。

映像的にはどう見てもアレだったが、当初の予想をいい意味で裏切る面白さで話題を一気にかっさらった。現在では2期での、たつき監督降板騒動などで人気に陰りが見えている。監督降板を抜きにしても2期というものに対してはあまり期待できるものではないと感じていたので、けもフレは1期で終わっておくべきだった。

本来であればラストは主人公のかばんちゃんは記憶を失い再びジャパリパークサーバルとともに巡る旅が始まる予定だったという話を知り合いから聞いた。当然眉唾ものの話でしかないが、もしこのストーリーのままであったならと思ってしまう。ヒットしたことによって作品全体としての完成度が下がってしまうというケースは今の時代数多くある。作品の完成度を高めることがお金を生むことにはつながってくれない世のあり方が悲しい

 

ID-0

上の2作に比較すると知名度はかなり低いと思われる作品だ。2017年春期に放送された作品でこちらも全編3DCGで制作されている。

コードギアス』『スクライド』『無限のリヴァイアス』『プラネテス』で有名な谷口悟朗が監督を務める。脚本は同じく『スクライド』『無限のリヴァイアス』の黒田洋介が担当している。このコンビというだけで、もう評価は高い。

出てきた作品はさほどヒットはしなかったが期待には応えてくれるものだった。『プラネテス』で主人公ハチマキを演じその他にも谷口悟朗作品に数多く携わっていた田中一成氏が2016年逝去されたが、この作品のアイキャッチでライブラリ出演を果たしている。

谷口悟朗という監督は絶対に腑に落ちるラストを提示してくれる監督である。この人が手がける作品は全話見終わった後の満足感がとても大きい。「終わりよければすべてよし」という価値観がある私にとっては最高の監督たり得る人だ。

 とりあえずTOP3のみを紹介した。ちなみにすべて3DCGによる作品である。手書きの作品がここまで影が薄くなる日が来るとは思わなかった。最後に手書きのアニメも一つ紹介しておこうと思う。

 

プリンセスプリンシパル

2017年夏期に放送されたアニメである。こちらは上の3作とは違い手書きの通常のアニメだ。架空の19世紀ロンドンを舞台にしたスチームパンク主要キャラ5人の関係性やハードな設定などに魅了された。

作画面でも手書きの良さを存分に見せつけてくれたTOP3の対抗馬に相応しい作品。ラスト2話を見るまでは2017年のTOPに据えてもいいと思えるレベルであったが…。なぜあんな締りのない終わり方にしたのか疑問である。やはり2期というのは害悪でしかないと思わせてくれる。